この記事でわかること

  • 実在のWeb広告代理店6社の比較表(LnXも同じ粒度で掲載)
  • 6社それぞれの特徴・向いているケース・注意点(公式サイトのリンク付き)
  • 大手グループ系・独立系ブティック・地方特化型など、代理店のポジショニングの違い
  • 料金が非公開の会社が多い理由と、その場合の見積もりの取り方
  • 契約前に確認すべきチェックリスト

Web広告代理店選びが難しい理由

「Web広告代理店」と一口に言っても、大手グループ系の総合代理店から、特定の分析領域に強いブティック型、地方・中小企業に特化した会社まで、ポジショニングは大きく異なります。加えて、多くの会社が料金体系を公式サイトに明記していません。業種・媒体数・タスク量によって工数が大きく変わるため、個別見積り制にしている会社が多いのが実態です。

この記事では、実際に「Web広告代理店」を掲げる会社を6社比較し、公式ページで確認できた料金・対応媒体・特徴だけをまとめました。料金が非公開の会社については、無理に数値を当てはめず「非公開」と明記しています。

実在のWeb広告代理店6社比較

ここからは実名です。「Web広告 代理店 おすすめ」で検索して見つかる会社のうち、実在・稼働中で特徴の異なる5社を選び、2026年9月26日時点で公式ページを開いて確認しました。掲載順は五十音順で、順位付けではありません。

会社名料金契約条件対応媒体・特徴
アユダンテ株式会社 初期設定30万円〜/継続運用は月広告費実費100万円以上 初期設定2週間+継続支援6ヶ月単位 Google・Yahoo!中心。データ分析・GA4/Googleマーケティングプラットフォームに強み
株式会社オプト 非公開 非公開 Meta・LINEヤフー・TikTok・Amazon Ads等。大手総合型、媒体認定多数
株式会社CyberACE 非公開 非公開 Google・LINEヤフー・Meta・X・TikTok等。サイバーエージェント子会社、媒体認定資格が豊富
ソウルドアウト株式会社 非公開 非公開 全国28拠点。地方・中堅中小企業のデジタルマーケティング支援に特化
株式会社デジタリフト 非公開 非公開 Google・Yahoo・Criteo・SNS各種等、幅広い媒体を横断する「トレーディングデスク」型
LnX合同会社 広告費の20%(50万円未満は10万円/税込) 最低契約期間6か月 Google・Yahoo・Meta・X・LINE・TikTok・YouTube・GDN・YDN

※ 各社の情報は2026年9月26日に公式ページを確認したものです。料金・支援範囲は改定される可能性があるため、発注前に必ず各社にご確認ください。順位付けは行っておらず、掲載順は五十音順です。公式ページに料金の記載がなかった会社は「非公開」としており、推測では埋めていません。

表だけでは、各社がどんな会社に向いているのかまでは分かりません。ここからは1社ずつ、公式サイトで確認できた特徴・向いているケース・注意点を整理します。繰り返しになりますが順位ではありません。

アユダンテ株式会社

公式サイト:https://ayudante.jp/ / サービスページ:運用型広告運用代行|アユダンテ株式会社

2006年設立、GA4やGoogleマーケティングプラットフォームの分析支援に強みを持つ独立系ブティックです。今回比較した6社の中で、唯一具体的な料金体系を公式サイトに明記しています。初期設定費用は30万円〜、継続運用は月の広告費実費が100万円以上を前提としており、初期設定に2週間、継続支援は6ヶ月単位です。Google Premier Partner(2022年認定)、Google Marketing Platform Partnerの認定も保有しています。

対応媒体はGoogle・Yahoo!の検索連動型・ディスプレイ広告を中心に、DSPやデータフィード広告、動画広告、SNS広告にも対応しています。月広告費100万円以上を前提とした料金設計のため、少額予算での運用には向きません。

向いているケース:月の広告費が100万円以上あり、GA4やデータ分析を重視した運用改善をしたい。
注意点:継続運用の前提となる広告費が月100万円以上のため、それ未満の予算では対応が難しい可能性があります。

株式会社オプト

公式サイト:https://www.opt.ne.jp/ / サービス一覧:サービス|株式会社オプト

2015年設立(デジタルホールディングスグループの中核事業会社)、資本金1億円の大手総合デジタルマーケティング会社です。対応媒体はMeta(Facebook・Instagram)、LINEヤフー、TikTok、Amazon Ads、Indeed、SmartNewsなど幅広く、LINEヤフー Partner Program「Sales Partner」のPremier認定を5期連続で獲得、Meta「Performance Clinic」の先行提供パートナー、TikTok「Performance Solutions Award」の受賞歴も公式に掲載しています。

公式サイトには料金体系の具体的な記載がなく、問い合わせでの確認が必要でした。上場グループ傘下の体制の厚さと、媒体との交渉力・認定の豊富さが強みと考えられます。

向いているケース:複数媒体を横断し、媒体側との交渉力がある会社に任せたい。
注意点:料金は公式ページに公開されておらず、問い合わせて確認する必要があります。

株式会社CyberACE

公式サイト:https://cyberace.co.jp/ / サービス詳細:デジタルマーケティング支援|株式会社CyberACE

2018年設立、サイバーエージェントの完全子会社(資本金1億5,000万円)です。Google(Premier Google Partner)、LINEヤフー、Facebook・Instagram、X(Gold Partner)、TikTok(Platinum Award受賞)、Criteo(ファイブスター認定)、AppsFlyer(PLATINUM認定)と、今回比較した6社の中で媒体認定・パートナー資格の"数"が最も豊富です。サイバーエージェントグループの媒体仕入れ力を活かした交渉力も強みとして訴求しています。

公式サイトには具体的な料金体系の記載がなく、SNS広告に強みを持つ会社として位置付けられています。

向いているケース:SNS広告を中心に、媒体認定の豊富さや媒体との交渉力を重視したい。
注意点:料金は公式ページに公開されておらず、問い合わせて確認する必要があります。

ソウルドアウト株式会社

公式サイト:https://www.sold-out.co.jp/ / サービス一覧:サービス|ソウルドアウト株式会社

2009年設立、博報堂DYホールディングスの子会社(資本金1億円)です。今回比較した6社の中で唯一、全国28拠点を展開し、地方・中堅中小企業のデジタルマーケティング支援に特化していることを公式に掲げています。運用型広告のオペレーション代行サービス「CUSTA」も展開しています。

公式サービスページには対応媒体の詳細な一覧記載がなく、料金も非公開でした。地方拠点を持つ会社に依頼したい場合の選択肢として位置付けられます。

向いているケース:地方の中小企業で、対面でのやり取りがしやすい拠点を持つ会社に依頼したい。
注意点:対応媒体の詳細な一覧が公式サイトに明記されておらず、料金も非公開のため個別に確認が必要です。

株式会社デジタリフト

公式サイト:https://digitalift.co.jp/ / ソリューション:ソリューション|株式会社デジタリフト

2012年設立、資本金約1億4,000万円の独立系代理店です。Google、Yahoo!、Criteo、Facebook、X、LINE、TikTok、YouTube、SmartNewsなど、非常に幅広い媒体を横断的に扱う「トレーディングデスク」型のモデルを特徴としています。日本インタラクティブ広告協会(JIAA)の会員企業でもあります。

EC・D2C領域への言及が公式サイトやコンテンツで多く見られ、この領域を得意としていると考えられます。料金体系は公式サイトに記載がありませんでした。

向いているケース:非常に多くの媒体を横断して一括運用したい。EC・D2C領域の広告運用を重視したい。
注意点:料金は公式ページに公開されておらず、問い合わせて確認する必要があります。

LnX合同会社

公式サイト:https://lnx.co.jp/ / サービスページ:Web広告運用代行

当社です。他社と同じ粒度で書きます。運用手数料は広告出稿金額の20%で、出稿金額が50万円に満たない場合は10万円(税込)を頂戴しています。広告費は別途、クリエイティブ制作は手数料に含まれず別途お見積りです。最低契約期間は6か月です。

対応媒体はリスティング広告(Google/Yahoo!)、SNS広告(Meta/TikTok/X/LINE/YouTube)、ディスプレイ広告(GDN/YDN)で、1媒体だけの依頼でも、複数媒体をまたいだ予算配分の設計でも対応します。

向いているケース:料金体系を事前に把握したうえで相談したい。複数媒体をまたいだ予算配分の設計まで含めて依頼したい。
注意点:アユダンテのように月広告費100万円以上の大規模運用に特化した分析体制や、CyberACEのような媒体認定資格の豊富さでは、それぞれの専門会社に及びません。他社の提案書や見積もりを並べた状態でのご相談も歓迎です。

Web広告運用代行

料金の内訳から、まとめてご相談ください
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ポジショニング別の選び方

  • 月広告費100万円以上で、データ分析を重視したい:アユダンテのような分析特化のブティック型を検討する
  • 複数媒体を横断し、媒体側との交渉力を重視したい:オプト・CyberACEのような大手グループ系を検討する
  • 地方拠点で対面のやり取りをしたい:ソウルドアウトのような地方拠点を持つ会社を検討する
  • 非常に多くの媒体を一括運用したい:デジタリフトのようなトレーディングデスク型を検討する
  • 料金体系を事前に把握したうえで判断したい:公式サイトで料金を明示している会社(アユダンテ、LnXなど)から検討する

代理店選びで陥りやすい失敗パターン

パターン何が起きるか事前に防ぐ質問
料金非公開のまま複数社を比較できない体系の異なる見積もりを金額だけで比較してしまう「想定する広告費・業務範囲を伝えたうえで、内訳付きの見積もりをもらえますか」
大手の体制に対して予算が見合っていない担当者1人あたりの案件数が多く、優先度が下がる「弊社の規模でも十分な稼働時間を確保してもらえますか」
認定資格の数だけで判断してしまう資格は豊富でも自社の商材との相性が良いとは限らない「自社と近い業種・規模での運用実績はありますか」

契約前チェックリスト

Web広告代理店を選ぶ前のチェックリスト

【料金・条件】

  • 料金が非公開の場合、想定広告費と業務範囲を伝えて見積もりを取った
  • 複数社に同じ条件で見積もりを依頼した
  • 最低契約期間と、途中解約時の扱いを確認した

【体制・実績】

  • 自社と近い規模・業種での運用実績を確認した
  • 担当者の体制(人数・掛け持ち数)を聞いた

【資産】

  • 広告アカウントを自社名義で保有・開示してもらえるか確認した

なお、契約書の条項そのものの解釈、とくに途中解約時の扱いやアカウントの帰属に関する個別の判断については、弁護士等の専門家にご確認ください。

Web広告運用代行

比較検討の段階でも、現状の広告アカウントを見ながらご相談いただけます
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LnXの見解

「Web広告 代理店 おすすめ」で相談を受けるとき、まず伝えているのは「料金が非公開の会社が多いのは珍しいことではない」ということです。業種・媒体数・タスク量で工数が大きく変わるため、個別見積りにしている会社が大半で、これ自体は不誠実というわけではありません。ただし、複数社を比較するときは、想定広告費と業務範囲を統一して伝えないと、体系の異なる見積もりが並んでしまいます。

今回6社を実際に比較して分かったのは、ポジショニングの違いが料金の公開・非公開よりも選び方に効くということです。分析特化のアユダンテ、大手グループ系のオプト・CyberACE、地方特化のソウルドアウト、トレーディングデスク型のデジタリフトと、それぞれ強みが異なります。どれが優れているという話ではなく、自社が求める体制・規模感で選ぶべき相手が変わるというのが実態です。

LnXでは、料金体系を最初から開示したうえで、媒体・配信構成・KPIの設計から計測タグの設置、入稿、分析改善、レポーティングまでを一つの流れで担当しています。いまの代理店との相性に迷っている段階でも、既存アカウントを拝見して、活かせる資産と作り直すべき箇所を切り分けたうえでお伝えできます。ご相談は無料で、その場で契約はお願いしていません。

よくある質問

QWeb広告代理店を選ぶとき、大手と独立系のどちらがよいですか?

予算規模と求める体制によって変わります。大手グループ系は媒体との交渉力や認定パートナー資格の豊富さが強みで、独立系はデータ分析や特定領域への特化度で選ばれる傾向があります。今回比較した中では、アユダンテのように月広告費100万円以上を前提とする独立系ブティックと、オプト・CyberACEのような大手グループ系で、求める規模感が異なります。

Q料金が非公開の会社が多いのはなぜですか?

業種・媒体数・タスク量によって工数が大きく変わるため、個別見積りにしている会社が多いためです。今回比較した6社のうち、料金体系を公式サイトで明記していたのはアユダンテとLnXのみでした。料金非公開の会社に問い合わせる際は、想定する広告費と業務範囲を先に伝えると、見積もりの精度が上がります。

Q比較表に載っている会社の中でどこがおすすめですか?

予算規模や求める支援内容によって変わるため一概には言えません。この記事では順位を付けず、各社の特徴・向いているケース・注意点を1社ずつ整理しています。自社の月額広告費と対応してほしい媒体を先に決めてから、比較表と解説を照らし合わせてください。

Q地方の中小企業でも対応してもらえますか?

会社によります。今回比較した中では、ソウルドアウトが全国28拠点を展開し、地方・中堅中小企業のデジタルマーケティング支援に特化していることを公式に掲げています。他の会社も全国対応をうたっていますが、対面での打ち合わせ頻度など運用面の詳細は個別に確認することをおすすめします。

Q複数媒体を横断して1社にまとめて依頼できますか?

今回比較した会社の多くが複数媒体への対応を掲げています。特にCyberACEやデジタリフトは、Google・Yahoo・SNS・動画広告など幅広い媒体の認定・対応実績を公式に示しています。ただし媒体ごとに手数料が別カウントになる会社もあるため、複数媒体をまとめて依頼する場合は見積もりの内訳を確認してください。

Q契約前に確認すべき最低限のポイントは何ですか?

料金体系(公開されていない場合は個別見積りの前提条件)、対応媒体の範囲、担当者の体制、広告アカウントの名義の4点です。特に料金非公開の会社に相談する際は、想定広告費と業務範囲を伝えたうえで、複数社から同じ条件で見積もりを取ることをおすすめします。

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