この記事でわかること
- Instagram運用代行おすすめ6社の比較表(料金・最低契約期間・得意な用途・所在地)
- 6社それぞれの特徴・向いているケース・注意点(公式サイトとサービスページのリンク付き)
- 月額ではなく「最低契約期間の総額」と「投稿1回あたり」に直した並べ替え
- 実績の数字(平均値・個別事例・自社アカウント)の読み方
- 依頼の流れと、問い合わせ前に決めておく4点
- 依頼前に確認する7項目と、自社の状況別の選び方
Instagram運用代行で任せられること、任せられないこと
Instagram運用代行は、企業アカウントの戦略設計・投稿の企画と制作・投稿・コメント対応・分析レポートを外部に任せるサービスです。ただし「運用代行」という同じ言葉でも、会社によって中身はかなり違います。投稿の制作と予約投稿だけを月額固定で請け負う会社もあれば、採用や店舗集客のように用途を絞って設計する会社、戦略設計とマッチングを中心にする会社もあります。
Instagramには、フィード・リール・ストーリーズという性質の違う3つの投稿形式があります。そのため、他のSNSの運用代行以上に「月に何を何本作ってもらえるのか」が料金の中身を左右します。今回の比較でも、金額の大小より先に、①何が含まれるか、②契約の縛りはどうか、③それが公式ページで確認できるか、の3点を軸に並べました。
| 依頼のタイプ | 任せられること | 任せにくいこと |
|---|---|---|
| 投稿制作・投稿代行型 | 画像・リールの制作、キャプション、投稿作業 | 戦略の立案、素材の撮影(素材は自社支給が基本の会社が多い) |
| 戦略設計から伴走する型 | 目的の整理、アカウント設計、施策の優先順位、改善提案 | 毎日の投稿作業そのもの(プランによる) |
| 用途特化型(採用・店舗など) | その用途に合わせた投稿設計、応募や来店につながる導線 | 用途外のブランディングや商品訴求 |
| 広告・キャンペーン併用型 | Instagram広告、キャンペーン、PR施策の組み合わせ | 広告費・謝礼などの実費(別途のことが多い) |
メリットは、投稿の質と頻度を安定させやすいこと、担当者の工数を減らせること、第三者の目で分析できることです。デメリットは、費用が毎月かかること、ノウハウが社内に残りにくいこと、自社の商品理解が浅いと投稿が「それっぽいだけ」になりやすいことです。費用の全体像はInstagram運用代行の費用相場|業務範囲と選び方、複数のSNSをまとめて比べたい場合はSNS運用代行おすすめ6選|料金・契約条件を比較で整理しています。この記事は、Instagramに絞って依頼先を決める段階に特化します。
Instagram運用代行おすすめ6社の比較表
Instagram運用の支援を公式サイトで案内している5社と当社を並べます。掲載しているのは、2026年10月14日時点で各社の公式ページを実際に開いて確認できた内容だけです。公式ページに書かれていない項目は「公開なし」「記載なし」と書き、推測では埋めていません。順位は付けていません。掲載順は、月額の料金を公開している会社を先頭に置き、以降は社名の五十音順です。当社は末尾に置いています。
比較の前に。Instagram運用代行は、料金を公式サイトに載せている会社と載せていない会社がはっきり分かれます。今回確認した5社のうち、月額が公開されていたのは3社でした。「公開なし」は不誠実という意味ではなく、案件ごとの見積もりが前提ということです。表では料金・契約期間・得意な用途の3列を入れ、問い合わせの前に何が分からないかを一目で見られるようにしました。
| 会社(公式ページ) | 得意な用途・特徴(公式の記載) | 料金(公開値) | 契約期間 | 所在地 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社OreOlu(アルパカSNS) | Instagramほか複数SNSの運用代行。フィード・リール・ストーリーズに対応 | 月額5万円〜(税別。フィード8回5万円、リール込み6.45万円〜 ほか) | 最低4か月(6か月以上を推奨) | 東京都中野区 |
| SAKIYOMI inc. | Instagram運用代行(戦略設計から施策実行まで)、運用支援ツール、スクール | 運用代行 月額10万円〜(税表記は記載なし) | 記載なし | 記載なし |
| Insta Hatch(Tryhatch Inc.) | 店舗・施設に特化したInstagram運用代行 | 月額29,800円/49,800円/98,000円(税表記は記載なし) | 12か月以上。途中解約不可 | 記載なし |
| 株式会社リソースクリエイション(エアリク) | 採用に特化したSNS運用の一括代行 | 公開なし(見積もり) | 記載なし | 記載なし |
| 株式会社リプカ | Instagram中心のSNSマーケティング支援。飲食店・ホテル・小売店など | 初期費用25万円(税抜)。月額は画像のため確認できず | 記載なし | 東京都新宿区下宮比町 |
| LnX合同会社 | 企画から撮影・編集・制作・分析・レポーティングまで一括。Instagram・TikTok・X・Threads | 月額15万円〜(目安。税表記は記載なし) | 基本は3か月単位 | 東京都渋谷区恵比寿西 |
※2026年10月14日時点で各社の公式ページを確認した内容です。サービス内容・料金は変更される場合があります。順位付けはしていません。最新情報は各社の公式ページをご確認ください。
当社(LnX)の記述は、事業内容ページに書かれていることだけを根拠にしています。当社のSNS運用代行は月額15万円〜(目安)で、アカウント設計・企画・撮影・編集・制作・分析・レポーティングを含み、対応はInstagram・TikTok・X・Threadsです。一方で、採用や店舗に特化した専用の仕組み、月の投稿本数を定めた料金表、運用管理ツールの提供は、事業内容ページに記載がありません。用途を絞った専門サービスが必要な場合は、上の他社のほうが合う可能性があります。他社の提案書や見積もりを並べた状態でのご相談も歓迎です。
6社それぞれの特徴を個別に見る
表だけでは、各社がどこまでを担当し、どこから先は別の手当てが要るのかまでは分かりません。ここからは1社ずつ、公式サイトで確認できた特徴・向いているケース・注意点を整理します。繰り返しになりますが順位ではありません。
株式会社OreOlu(アルパカSNS)
公式サイト:https://snsdaiko.jp/ / サービスページ:アルパカSNS for Instagram
Instagramの料金プランを、投稿の回数とセットで公式ページに載せている会社です。税別で、フィードプランは月8回で5万円・月12回で7.25万円、リールプランはフィード2回+リール4本で6.45万円・フィード4回+リール6本で10万円と案内されています。投稿の原稿づくりを含めるオプション付きのプランも別に示されています。キャプションとハッシュタグの挿入、ストーリーズ投稿にも対応しています。
運用の進め方としては、契約後に約40営業日の準備期間(キックオフ、デザイン設計、報告会)を経て運用を開始する流れです。写真などの素材は顧客側が用意するのが基本で、投稿時間の指定はできず、原則10時〜19時に投稿するとされています。制作物の著作権はお客様に帰属すると書かれていますが、アカウントの所有権やログイン情報の扱いについては記載が見当たりませんでした。
向いているケース:投稿の本数と月額を先に決めて、予算内で継続したい。素材(写真)は自社で用意できる。
注意点:最低契約期間が4か月あります。初期費用は料金ページでは10万円(税込11万円)、FAQでは5万円(税別)と、ページ内で記載が食い違っていたため、見積もり時に必ず確認してください。
SAKIYOMI inc.
公式サイト:https://sns-sakiyomi.com/ / サービスページ:Instagram運用代行(マッチング)
トップページでは、Instagram運用代行を「アカウントの戦略設計から施策実行までを一貫して支援」するサービスとして案内しています。運用代行は月額10万円〜、運用支援ツールは月額1万円〜、SNSを仕事にしたい人向けのスクールは月額1.4万円〜と、3つの入口を用意しているのが特徴です。無料のアカウント診断と見積もりも案内されています。
実績として、支援100社以上、平均4.2か月で1万フォロワー達成、1年間の平均フォロワー増加数30,108人などの数字を公開しています。いずれも同社が公表している平均値であり、自社の業種・予算で同じ結果になることを示すものではありません(読み方は後半で整理します)。契約期間、撮影や投稿代行をどこまで含むか、アカウントの権限についてはトップページに記載がありませんでした。
向いているケース:フォロワーを伸ばす戦略づくりから相談したい。診断を受けてから比較したい。
注意点:撮影・投稿作業を含むのか、戦略設計と助言が中心なのかは、公式ページでは分かりません。契約期間と合わせて最初に確認してください。
Insta Hatch(Tryhatch Inc.)
公式サイト:運営会社のコーポレートサイトは今回確認できませんでした / サービスページ:Insta Hatch
店舗・施設に特化したInstagram運用代行です。分析、戦略策定・初期設定、コンテンツ制作、投稿代行、アカウント管理、効果測定を提供するとされています。料金は3プランで、Liteが月29,800円(フィード投稿4回)、Standardが月49,800円(フィード4回・リール2回・ストーリーズ2回)、Proが月98,000円(フィード8回・リール4回・ストーリーズ4回・定例会月1回)と、本数まで細かく公開されています(税表記は記載なし)。
素材となるクリエイティブは原則として顧客側が支給します。契約期間は12か月以上で、期間中の途中解約はできず、顧客都合で投稿できなかった月も月額が請求されると書かれています。実績の数値は、ページ上の表示から信頼できる値を確認できなかったため、掲載していません。
向いているケース:店舗や施設の集客で、本数と料金が明確なプランから始めたい。素材は自社で撮影できる。
注意点:12か月以上の縛りと途中解約不可は重い条件です。Liteでも最低12か月の総額が発生するため、後述の「最低契約期間の総額」で必ず試算してください。
株式会社リソースクリエイション(エアリク)
公式サイト:https://rc-group.co.jp/ / サービスページ:エアリク|採用特化のSNS運用代行
求人広告代理店である株式会社リソースクリエイションが提供する、採用に特化したSNS運用の一括代行サービスです。専門家チームが運用を一括で代行すると案内されています。実績として、SNS活用による新卒エントリー4,000名以上、自社Instagramのインプレッション1,524万回・リーチ248万人(2024年11月26日〜2025年2月23日)、自社35アカウントでの「万アカ」達成などが掲載されています。
料金は「簡単お見積」からの見積もりで、金額・契約期間・所在地はページに記載がありませんでした。対応SNSも一覧としては明記されておらず、Instagramでの実績が中心に示されています。
向いているケース:応募や母集団形成など、採用の目的でInstagramを使いたい。
注意点:採用以外(商品の販売促進など)が目的だと、強みが合わない可能性があります。料金と契約期間は問い合わせて確認する必要があります。
株式会社リプカ
公式サイト:https://ripuca.co.jp/ / サービスページ:Instagram運用代行
2020年4月設立で、東京都新宿区下宮比町に所在すると会社情報に記載されています。事業の柱の一つとして、主にInstagramを活用したSNSマーケティング支援を掲げ、コンセプト設計、運用コンサルティング、投稿制作、撮影までを一貫して依頼できるとしています。対象は、大手から中小企業の飲食店・ホテル・小売店などです。
サービスページには3つのプランがあり、運用開始時に初期費用として税抜25万円が必要と書かれています。月額は画像で示されているためテキストでは確認できませんでした。金額は目安で、打ち合わせ後に正式な見積もりが作成されます。Instagram広告運用の手数料は、広告費35万円以下なら一律7万円、35万円以上なら広告費の20%です。対応SNSはInstagram・Twitter・TikTok・YouTubeで、300アカウント以上の運用実績があるとされています。
向いているケース:飲食店・ホテル・小売など店舗系で、撮影も含めて一括で任せたい。広告運用も併せて検討したい。
注意点:初期費用が税抜25万円かかります。月額と契約期間は公式ページのテキストで確認できないため、見積もり依頼時に必ず書面で出してもらってください。
LnX合同会社
公式サイト:https://lnx.co.jp/ / サービスページ:事業内容|Web広告運用・SNS運用代行・LP制作の支援メニュー
当社のSNS運用代行は、事業内容ページで月額15万円〜(目安)、対応媒体はInstagram・TikTok・X・Threadsと案内しています。アカウント設計、企画、撮影・編集・制作、分析、レポーティングまで、企画から運用まで巻き取る形です。金額は目的と体制に応じて変わり、ヒアリング後に最適なプランを提案します。契約は基本的に3か月単位を想定しています。
当社の特徴は、「バズる」ことよりも、ビジネスモデルから逆算してアカウントを設計し、ブランディングや集客に結び付けることを重視している点です。一方で、SNS運用専用のサービスページは用意しておらず、料金も目安の記載にとどまります。月の投稿本数を固定した料金表も公開していません。
向いているケース:企画から制作・分析まで一括で任せたい中小企業。目的から逆算したアカウント設計を相談したい。
注意点:採用特化や店舗特化のような専用パッケージ、運用管理ツールの提供はありません。月額は目安のため、見積もりで投稿本数と範囲を確認してください。
月額ではなく「最低契約期間の総額」で並べ直す
月額の安さで選ぶと、契約条件で逆転することがあります。そこで、公式ページに料金と最低契約期間の両方が載っている会社だけを、最低契約期間ぶんの総額に直して並べました。以下は公式の料金に期間をかけた当社の単純計算で、各社が提示した総額ではありません。初期費用や税は含めていません。
| 会社・プラン | 月額(公式) | 最低契約期間 | 最低期間の総額(単純計算) |
|---|---|---|---|
| アルパカSNS フィード8回 | 50,000円(税別) | 4か月 | 200,000円 |
| アルパカSNS フィード12回 | 72,500円(税別) | 4か月 | 290,000円 |
| アルパカSNS リール(フィード2+リール4) | 64,500円(税別) | 4か月 | 258,000円 |
| アルパカSNS リール(フィード4+リール6) | 100,000円(税別) | 4か月 | 400,000円 |
| Insta Hatch Lite | 29,800円 | 12か月 | 357,600円 |
| Insta Hatch Standard | 49,800円 | 12か月 | 597,600円 |
| Insta Hatch Pro | 98,000円 | 12か月 | 1,176,000円 |
| LnX(目安の下限) | 150,000円〜 | 3か月単位を想定 | 450,000円〜(3か月で計算) |
月額だけを見ると、Insta Hatchは月29,800円からで最も安く見えます。しかし最低12か月・途中解約不可なので、最初に確約する金額は35万円を超えます。反対にアルパカSNSは月額が高いプランでも、最低4か月の総額で見ると、Insta HatchのLiteより小さくなる組み合わせがあります(アルパカ フィード12回の29万円など)。どちらが良いかは、本数・用途・途中でやめる可能性で決まります。大切なのは、月額と一緒に「やめられるのはいつか」を並べて見ることです。
これに、アルパカSNSの初期費用(ページ内の記載は5万円〜10万円と食い違い)やリプカの初期費用25万円(税抜)が加わります。当社が実務で見ている目安として、最初の3〜6か月で「合うかどうか」を判断できる契約が、乗り換えのコストを小さくします。
投稿1回あたりに直すと見えること
Instagramの運用代行は、フィード・リール・ストーリーズで制作の手間が違います。本数が公式ページに書かれている2社について、月額を投稿数で割った単純計算を示します(各社の表記する「回」「本」の合計で割っています。ストーリーズ等の含み方は会社により異なり、公式の定義に従った比較ではありません)。
| 会社・プラン | 月額 | 公式に書かれた月の投稿数 | 1回あたり(単純計算) |
|---|---|---|---|
| アルパカSNS フィード8回 | 50,000円 | 8回 | 約6,250円 |
| アルパカSNS フィード12回 | 72,500円 | 12回 | 約6,040円 |
| アルパカSNS リール(2+4) | 64,500円 | フィード2回+リール4本=6 | 約10,750円 |
| アルパカSNS リール(4+6) | 100,000円 | フィード4回+リール6本=10 | 10,000円 |
| Insta Hatch Lite | 29,800円 | フィード4回 | 約7,450円 |
| Insta Hatch Standard | 49,800円 | フィード4+リール2+ストーリーズ2=8 | 約6,225円 |
| Insta Hatch Pro | 98,000円 | フィード8+リール4+ストーリーズ4=16(定例会月1回付き) | 約6,125円 |
この表から読み取れるのは、リール中心のプランは1回あたりの単価が高くなる傾向があることです。動画の撮影・編集の手間が価格に表れていると考えられます。ただし、1回あたりの安さは、成果の大きさを意味しません。同じ「1回」でも、素材を自社が用意するのか、構成や原稿まで作ってもらうのかで価値が変わります。ほかの3社は月の投稿数を公開していないため、この比較には入れられませんでした。見積もりを取るときは、必ず「月に何を何本つくるか」を書面で出してもらい、同じ表に直して比べてください。
実績の数字は、何を示しているかで読み方が変わる
比較の際に目を引くのが、各社の実績の数字です。ただ、同じ「実績」でも示している対象が違います。
| 会社 | 公式ページの実績の例 | 読むときの注意 |
|---|---|---|
| SAKIYOMI | 支援100社以上、平均4.2か月で1万フォロワー、1年間の平均フォロワー増加数30,108人 | 全案件の平均値。自社の業種・予算・開始時の規模は含まれない |
| エアリク | 新卒エントリー4,000名以上、自社Instagramのインプレッション1,524万回 | 採用目的の数字と、自社アカウントの数字が混在している |
| リプカ | 300アカウント以上の運用実績、導入事例の見出し(2か月で700名、3か月で売上137倍など) | 事例は見出しの表記で、前提条件(元のフォロワー数、広告費の有無)は同じ画面では確認できなかった |
| アルパカSNS | 100業態以上の導入実績 | 導入の広がりを示す数字で、成果の数値ではない(具体的なフォロワー増加率や売上の記載なし) |
数字を見るときは、「平均か個別事例か」「何の目的の数字か」「前提条件が書かれているか」の3点を確認します。フォロワー数が増えても、問い合わせや来店につながらなければ事業には効きません。自社の目的が採用なのか、店舗の来店なのか、ECの購入なのかを先に決め、その目的と同じ種類の実績を出している会社を選んでください。
依頼の流れと、事前に決めておくこと
一般的な流れは、①問い合わせ・ヒアリング、②提案・見積もり、③契約、④アカウント設計・初期設定(アルパカSNSのように準備期間が約40営業日と書かれている会社もあります)、⑤運用開始、⑥月次レポートと改善、です。開始までに時間がかかる会社があるため、イベントや新商品の発売に合わせたい場合は、開始時期を最初に確認してください。
問い合わせの前に社内で決めておくと話が早いのは、次の4点です。
- 目的と指標:フォロワー数ではなく、予約・来店・応募・問い合わせなど事業側の指標。
- 素材の調達:撮影は誰が行うか。素材は支給が基本の会社が多いため、社内で用意できる量を把握する。
- 月の予算の上限と期間:最低契約期間ぶんの総額で考える。
- 社内の確認フロー:投稿前の承認を誰が、何営業日以内に行うか。
依頼前に確認する7項目
比較表で3社程度に絞れたら、問い合わせで次の7項目を同じ順で聞いてください。答えの具体性で差がつきます。
- 投稿の種類と本数:フィード・リール・ストーリーズを月に何本つくるか。ストーリーズは含まれるか。
- 素材と原稿:撮影は誰が行うか。構成案やキャプションの原稿づくりは月額に含まれるか。
- 担当者:提案する人と、毎月運用する人が同じか。担当者の経験した業種。
- アカウントの権限:自社名義で開設するか。管理者権限とログイン情報を契約終了後も自社が持てるか。
- 最低契約期間と解約条件:途中解約の可否、違約金、自動更新の扱い。
- レポート:どの数値を、いつ、どんな形式で報告するか。改善案まで含まれるか。
- 権利と費用の別建て:制作物の二次利用の範囲、撮影費・広告費・初期費用が別かどうか。
契約条件の解釈や、制作物の権利関係の個別の判断は、弁護士等の専門家に確認してください。契約後に思うような結果が出ないときの見直し方はSNS運用代行に依頼しても成果が出ない原因と立て直し方|契約前後で見直す6つの論点が参考になります。
自社の状況別に、どのタイプが合うか
| 自社の状況 | 合いやすいタイプ | 理由 |
|---|---|---|
| 採用のためにInstagramを使いたい | 採用特化型 | 応募につながる投稿設計と、採用での実績を持つ会社を選べる |
| 店舗・施設で、本数と予算を先に決めたい | プランと本数を公開している会社 | 月額と投稿数を事前に比べられる |
| フォロワー獲得の戦略から相談したい | 戦略設計から伴走する型 | 投稿作業より先に、目的と設計を固められる |
| 少人数の会社で企画から制作まで任せたい | 一括で受ける運用代行 | 社内の工数を増やさずに継続できる |
| 広告やキャンペーンも併用したい | 広告・PRも扱う会社 | 窓口を一つにまとめられる |
状況が複数にまたがる場合は、まず「いまの最大の課題が、戦略・制作・素材・分析のどれか」を一つに決めてください。課題が一つに絞れると、聞くべき会社も絞れます。
LnXの見解
Instagram運用代行を選ぶとき、「何本つくってくれるか」と同じくらい「何のためのアカウントか」を見てほしいと考えています。フォロワー数やリーチは目安になりますが、予約・来店・応募・問い合わせにつながらなければ事業には効きません。そのため当社では、アカウント設計の段階で、誰に何を届けて何を行動のゴールにするかを先に決めます。
当社自身の取り組みとして、自社で運営する東京のデートグルメInstagramアカウントがあります。ターゲットを絞った投稿設計と分析を重ね、現在はフォロワー2.1万人、月間リーチ約150万に育っています。これは自社運営のアカウントの数値であり、お客様の運用成果を保証するものではありません。
依頼先を決めた時点がゴールではありません。毎月のレポートを見て、何を残し何をやめるかを一緒に決め続けられる相手かどうかが、半年後の差になります。見積もりを取るときは、金額の前に「最初の3か月で何を検証するのか」を聞いてみてください。答えが具体的であるほど、運用が始まってからのズレは小さくなります。当社の支援範囲は、事業内容ページに記載している内容が前提です。
よくある質問
Q Instagram運用代行の費用は、どのくらいを見込めばよいですか?
公式ページで月額を公開している会社の範囲では、月2.98万円(Insta Hatch Lite)から、月10万円〜(SAKIYOMIの運用代行)、月額15万円〜(当社の目安)まで幅があります。違いは、投稿の本数、制作の範囲、戦略設計や分析の有無です。金額だけでなく「月に何を何本つくるか」を揃えて、複数社に同じ条件で見積もりを依頼してください。
Q 契約期間はどのくらいが一般的ですか?
公式ページで確認できた範囲では、最低4か月(アルパカSNS)、12か月以上で途中解約不可(Insta Hatch)、基本は3か月単位(当社)と大きく分かれます。契約期間を公開していない会社も多いため、問い合わせの段階で最低契約期間と解約条件を確認し、最低期間ぶんの総額で比較してください。
Q フォロワー数が増えれば成果が出たと考えてよいですか?
フォロワー数は目安の一つですが、予約・来店・応募・問い合わせなど事業側の指標とは別物です。契約前に、何を成果とするかを決め、その指標を月次レポートで報告してもらえるかを確認してください。
Q 契約が終わったとき、アカウントや投稿素材は自社に残りますか?
会社と契約内容によります。アカウントを自社名義で開設して管理者権限を自社が持つこと、制作物の二次利用の範囲、過去の数値やレポートの受け取り方を契約前に書面で確認してください。権利関係の個別の判断は弁護士等の専門家に確認することをおすすめします。
Q 素材(写真・動画)は自社で用意する必要がありますか?
会社によります。今回確認した範囲では、アルパカSNSとInsta Hatchは素材を顧客側が用意するのが基本と書かれています。撮影まで依頼できる会社もあるため、撮影が月額に含まれるのか、別料金なのかを見積もり時に確認してください。
Q 複数社に見積もりを依頼するとき、何をそろえて伝えればよいですか?
運用したい目的と指標、現在のアカウントの状況、月に使える予算の上限、社内で用意できる素材の量、確認フローを、同じ文面で各社に伝えてください。条件をそろえると、提案の具体性と見積もりの内訳を同じ基準で比べられます。