この記事でわかること

  • 実在のGoogle広告運用代行会社13社の比較表(LnXも同じ粒度で掲載)
  • 13社それぞれの特徴・向いているケース・注意点(公式サイトのリンク付き)
  • 段階制・完全定額・固定報酬制・率型など、料金体系の違い
  • Google Partner認定の意味と、それだけで判断してはいけない理由
  • 13社から自社に合う候補を絞り込む軸
  • 契約前に確認すべきチェックリスト

「Google広告 運用代行」で求められているもの

「Google広告 運用代行」で検索すると、上位にはいずれも実在の代理店を10〜15社と並べた比較記事が表示されます。この検索をする人が求めているのは、選び方の一般論ではなく、実際に依頼できる候補企業を数多く見比べることです。この記事でも、その検索意図と情報量にあわせて、実名で13社を比較します。

Google広告は媒体が単一(Google社)であるため、代理店同士の差は料金体系・認定資格・対応の柔軟さに出やすい領域です。この記事では、実際に「Google広告運用代行」に対応する会社を13社比較し、公式ページで確認できた料金・対応媒体・特徴だけをまとめました。掲載会社の多くはリスティング広告(Google・Yahoo!)全般を扱っており、Google広告単体に限定した特化型の会社は多くありません。

実在のGoogle広告運用代行13社比較

ここからは実名です。「Google広告 運用代行」で検索して見つかる会社のうち、実在・稼働中で特徴の異なる13社を選び、2026年9月26日時点で公式ページを開いて確認しました。掲載順は五十音順で、順位付けではありません。

会社名運用手数料初期費用最低契約期間特徴
株式会社ADrim 25万円未満は月5万円定額/25万円以上は広告費の20% 0円 推奨は月広告費50万円以上 全運用者がGoogle認定資格保有。月間約1,000社運用
アナグラム株式会社 原則、広告費の20% 非公開 非公開 Google Premier Badgeを含む8種類の媒体認定を保有
アユダンテ株式会社 初期設定30万円〜/継続運用は月広告費実費100万円以上 30万円〜 初期設定2週間+継続6ヶ月単位 Google Premier Partner、データ分析・GA4に強み
株式会社オプト 非公開 非公開 非公開 大手総合型。デジタルホールディングスグループ
株式会社オンジン 広告費の20%(最低10万円) 0円 6か月 消費者理解重視、代表監修(10年・300社以上)
株式会社カルテットコミュニケーションズ 段階制8区分(3万円〜) 0円または3万円 なし リスティング特化、Googleプレミアパートナー
株式会社グラッドキューブ 広告費の20%(広告費50万円以上) 0円(50万円以上) 1か月〜(50万円以上) Google5期連続最優秀賞受賞
株式会社クロスバズ 定額制(広告費50万円以下、5万〜8万円区分) 6万円 縛りなし アカウント権限を完全譲渡
株式会社CyberACE 非公開 非公開 非公開 サイバーエージェント子会社。Premier Google Partner含む認定多数
株式会社ジオコード 月額運用予算の20% 非公開 3か月以上 Google Premier Partner(国内上位3%)。実績1,517社
StockSun株式会社 固定報酬制(実行+コンサル月50万円〜) 非公開 3〜6か月 支援3,900社以上、継続率97%
株式会社デジタルトレンズ 広告費の20%(最低10万円) 0円 1か月〜 Googleプレミアパートナー2026認定、累計1,000社実績
株式会社メディックス 非公開 非公開 3か月〜 Google Premier Partner含む3認定を保有
LnX合同会社 広告費の20%(50万円未満は10万円/税込) なし(手数料に含む) 6か月 Google中心にYahoo・Meta・X・LINE・TikTokまで対応

※ 各社の情報は2026年9月26日に公式ページを確認したものです。料金・支援範囲は改定される可能性があるため、発注前に必ず各社にご確認ください。順位付けは行っておらず、掲載順は五十音順です。公式ページに料金の記載がなかった会社は「非公開」としており、推測では埋めていません。

表だけでは、各社がどんな会社に向いているのかまでは分かりません。ここからは1社ずつ、公式サイトで確認できた特徴・向いているケース・注意点を整理します。繰り返しになりますが順位ではありません。

株式会社ADrim

公式サイト:https://adrim.co.jp/ / サービスページ:運用型広告|株式会社ADrim

初期費用0円、広告費25万円未満は月5万円定額、25万円以上は広告費の20%という段階制です。全運用者がGoogle認定資格を保有し、月間約1,000社を運用しているとしています。50万円以上の広告費を推奨としています。

向いているケース:少額から定額で始め、将来的に予算を拡大したい。
注意点:25万円未満はキーワードの細かい最適化が難しいと自社で説明しています。

アナグラム株式会社

公式サイト:https://anagrams.jp/ / サービスページ:リスティング広告運用|アナグラム株式会社

手数料は原則、広告費の20%です。Google Premier Badgeを含む8種類の媒体認定を公式に掲載しており、今回比較した中で最も種類が豊富です。執筆書籍をはじめ多くの運用型広告関連書籍に関わっているとしており、情報発信量も特徴です。

向いているケース:Googleだけでなく将来的に多媒体へ広げたい。
注意点:初期費用・最低契約期間が公式に明記されていません。

アユダンテ株式会社

公式サイト:https://ayudante.jp/ / サービスページ:運用型広告運用代行|アユダンテ株式会社

2006年設立のデータ分析特化型ブティックで、今回比較した中で最も具体的な料金体系を公式に開示しています。初期設定費用30万円〜、継続運用は月広告費実費100万円以上が前提で、Google Premier Partner・Google Marketing Platform Partnerの認定を保有しています。

向いているケース:月広告費100万円以上で、GA4等のデータ分析を重視したい。
注意点:継続運用の前提となる広告費が高めで、少額予算には向きません。

株式会社オプト

公式サイト:https://www.opt.ne.jp/ / サービス一覧:サービス|株式会社オプト

デジタルホールディングスグループの中核事業会社(資本金1億円)です。複数媒体の認定・受賞歴を公式に掲載しており、上場グループ傘下の体制の厚さが強みと考えられます。料金は公式に非公開でした。

向いているケース:体制の厚い大手グループ系に任せたい。
注意点:料金は問い合わせて確認する必要があります。

株式会社オンジン

公式サイト:https://onjin.co.jp/ / サービスページ:リスティング広告運用代行|株式会社オンジン

初期費用0円、広告費の20%(最低10万円)、最低契約期間6か月です。「消費者理解を追求する」を掲げ、代表が10年以上・300社以上の運用を監修し、管理画面の閲覧権限を顧客に開示するなど透明性を重視しています。

向いているケース:ターゲット顧客の理解を重視した訴求設計を求めている。
注意点:最低契約期間は6か月とやや長めです。

株式会社カルテットコミュニケーションズ

公式サイト:https://quartet-communications.com/ / 料金表:料金表|カルテットコミュニケーションズ

リスティング広告特化型で、「最低契約期間なし・最低広告費なし」を掲げ、広告費に応じた8区分の定額手数料制を採用しています。最安区分(20万円以内)は月3万円です。Googleプレミアパートナーの認定を受けています。

向いているケース:広告費が変動しても区分内であれば手数料を一定に保ちたい。
注意点:広告費40万円以内の区分では詳細な運用所感レポートは標準では付きません。

株式会社グラッドキューブ

公式サイト:https://corp.glad-cube.com/ / サービスページ:リスティング広告代理店|株式会社グラッドキューブ

広告費50万円以上の場合、初期費用0円・手数料20%・最低契約期間1か月からです。Google5期連続最優秀賞を含む複数部門での受賞歴を公式に掲載しています。全運用担当者がGoogle・Yahoo!の資格を保有しているとしています。

向いているケース:受賞歴のある会社で、担当者と直接やり取りしたい。
注意点:この料金体系は広告費50万円以上が前提です。

株式会社クロスバズ

公式サイト:https://x-buzz.co.jp/ / サービスページ:リスティング広告運用代行(バズAD)|株式会社クロスバズ

広告費50万円以下向けの定額プランを明示し、初期費用6万円、月額5万〜8万円の区分制、契約期間の縛りは一切なしとしています。広告アカウントの権限を完全譲渡する点を強みに掲げています。

向いているケース:契約期間の縛りなく始めたい。アカウント権限を必ず自社で持ちたい。
注意点:初期費用・月額費用は定額系の中ではやや高めです。

株式会社CyberACE

公式サイト:https://cyberace.co.jp/ / サービス詳細:デジタルマーケティング支援|株式会社CyberACE

サイバーエージェントの完全子会社(資本金1億5,000万円)です。Premier Google Partnerを含め、今回比較した中で媒体認定・パートナー資格の数が最も豊富です。媒体との交渉力を強みとして訴求しています。料金は非公開でした。

向いているケース:媒体認定の豊富さや媒体との交渉力を重視したい。
注意点:料金は問い合わせて確認する必要があります。

株式会社ジオコード

公式サイト:https://www.geo-code.co.jp/ / サービスページ:Web広告運用の実績多数|ジオコード

今回比較した中でもっとも支援実績数の多い会社です。1,517社5,546アカウントの運用実績を公開し、Google Premier Partner(国内上位3%)の認定を保有しています。手数料は月額運用予算の20%、最低契約期間3か月以上です。

向いているケース:実績数の多さを重視したい。
注意点:最低予算の明示的な記載がありません。

StockSun株式会社

公式サイト:https://stock-sun.com/ / サービスページ:Web広告運用代行・コンサルティング|StockSun株式会社

今回比較した中で唯一、固定報酬制を明確なプラン別料金として公開しています。実行+コンサルの一気通貫プランは月50万円〜、契約期間は3〜6か月です。支援企業数3,900社以上、継続率97%という実績数値を公式に掲載しています。

向いているケース:戦略設計からクリエイティブ・LP制作まで一気通貫で任せたい。
注意点:最低月額が25万円〜と高めで、少額予算には向きません。

株式会社デジタルトレンズ

公式サイト:https://dgtrends.com/ / サービスページ:リスティング広告 運用代行|株式会社デジタルトレンズ

初期費用0円、広告費の20%(下限10万円)、契約期間は1か月からです。Googleプレミアパートナー2026認定を保有し、累計1,000社以上の実績を公式に掲載しています。LP制作込みのワンストップサービスも提供しています。

向いているケース:契約期間の縛りを避け、LP制作まで一括で依頼したい。
注意点:LP制作は別料金(30万〜50万円)です。

株式会社メディックス

公式サイト:https://www.medix-inc.co.jp/ / サービスページ:リスティング広告|インターネット広告代理店 株式会社メディックス

最低運用期間3か月〜です。Google Premier Partnerを含む3つの媒体認定を公式に掲載しています。料金は公式に非公開で、「営業担当にお問い合わせください」との案内でした。

向いているケース:複数媒体の上位認定を保有する会社に任せたい。
注意点:料金は問い合わせて確認する必要があります。

LnX合同会社

公式サイト:https://lnx.co.jp/ / サービスページ:Web広告運用代行

当社です。他社と同じ粒度で書きます。運用手数料は広告出稿金額の20%で、出稿金額が50万円に満たない場合は10万円(税込)を頂戴しています。最低契約期間は6か月です。Google広告を中心に、Yahoo!・Meta・X・LINE・TikTok・YouTubeまで対応しており、単体の依頼から複数媒体をまたいだ予算配分の設計まで相談いただけます。

向いているケース:Google広告から始めて、将来的に他媒体へ広げる可能性がある。
注意点:最低契約期間は6か月で、クロスバズやデジタルトレンズのような柔軟な契約期間の設計には及びません。支援実績数ではジオコードのような会社に遠く及びません。他社の提案書や見積もりを並べた状態でのご相談も歓迎です。

Web広告運用代行

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重視する要素別の選び方

13社もあると、すべてを均等に検討するのは非現実的です。自社の月額広告費と、最低契約期間として許容できる長さの2つを決めてから、次の軸で絞り込むと候補が現実的な数になります。

  • 少額から始めて将来拡大したい:ADrim、カルテットコミュニケーションズのような段階制・定額プランを検討する
  • 契約期間の縛りを避けたい:クロスバズ、デジタルトレンズ、カルテットコミュニケーションズのような会社を検討する
  • データ分析やGA4連携を重視したい:アユダンテのような分析特化型を検討する
  • 媒体認定の豊富さや実績数を重視したい:アナグラム、CyberACE、ジオコード、グラッドキューブ、メディックスのような会社を検討する
  • 戦略設計からLP制作まで一気通貫で任せたい:StockSun、デジタルトレンズのような会社を検討する
リスティング広告の広告グループをLTV別に再編成した構成図と、改善前後のグラフ
LTV 1.6倍(上場人材会社のGoogle広告 LTV最適化)。同じGoogle広告でも、キーワードと広告グループの構成次第で成果は大きく変わります。会社選びと同じくらい、運用の設計力が結果を左右する一例です。出典:LnX合同会社 支援実績(事例詳細はこちら)

代理店選びで陥りやすい失敗パターン

パターン何が起きるか事前に防ぐ質問
Google Partner認定の有無だけで判断する認定は保有していても、自社の商材との相性が良いとは限らない「自社と近い業種・規模での運用実績はありますか」
大手の体制のまま予算が見合っていない担当者1人あたりの案件数が多く、優先度が下がる「弊社の規模でも十分な稼働時間を確保してもらえますか」
料金非公開のまま複数社を比較できない体系の異なる見積もりを金額だけで比較してしまう「想定する広告費・業務範囲を伝えたうえで、内訳付きの見積もりをもらえますか」

契約前チェックリスト

Google広告運用代行を選ぶ前のチェックリスト

【料金】

  • 手数料率と、最低手数料(下限)の金額を確認した
  • 初期費用の条件を確認した

【契約条件】

  • 最低契約期間を確認した
  • 広告アカウントを自社名義で保有・開示してもらえるか確認した

【体制・実績】

  • 自社と近い規模・業種での運用実績を確認した
  • 担当者の体制(人数・掛け持ち数)を聞いた

なお、契約書の条項そのものの解釈、とくに途中解約時の扱いやアカウントの帰属に関する個別の判断については、弁護士等の専門家にご確認ください。

Web広告運用代行

比較検討の段階でも、現状の広告アカウントを見ながらご相談いただけます
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LnXの見解

「Google広告 運用代行」で相談を受けるとき、まず伝えているのは「Google Partner認定は目安であって、それ単体で安心材料にはならない」ということです。認定を保有していても、対応領域や体制は会社ごとに異なります。

今回13社を実際に比較して分かったのは、料金体系も強みもまったく違うということです。ADrim・カルテットコミュニケーションズのような段階制・定額制、アユダンテ・StockSunのような分析特化・固定報酬制、アナグラム・CyberACE・ジオコード・メディックスのような認定資格や実績数の豊富さと、それぞれ強みが異なります。どれが優れているという話ではなく、自社が重視する要素で選ぶべき相手が変わるというのが実態です。

LnXでは、Google広告単体の依頼にも、他媒体との予算配分をまたいだ設計にも対応しています。運用手数料は広告出稿金額の20%(50万円未満は10万円/税込)、最低契約期間は6か月です。いまのGoogle広告アカウントを拝見して、キーワード構成や入札設定に改善余地があるかをお伝えすることもできます。ご相談は無料で、その場で契約はお願いしていません。

よくある質問

QGoogle広告運用代行の手数料はどこも同じですか?

いいえ、会社によって異なります。今回比較した13社では、広告費の20%を基本とする会社が多い一方、段階制・完全定額・固定報酬制など体系が分かれていました。率だけでなく最低手数料の金額と、そこに何が含まれるかを確認する必要があります。

QGoogle Partner認定を持っている会社を選べば安心ですか?

認定は一定の実績・知識の目安にはなりますが、それだけで安心材料にはなりません。認定を保有していても対応領域や体制は会社ごとに異なるため、自社と近い業種・規模での運用実績もあわせて確認することをおすすめします。

Qリスティング広告運用代行との違いは何ですか?

「リスティング広告」はGoogle・Yahoo!の検索連動型広告全般を指す言葉で、「Google広告」はそのうちGoogle社が提供する広告(検索・ディスプレイ・YouTube・ショッピング等)を指します。Google広告運用代行を掲げる会社の多くはYahoo!広告にも対応していますが、対応媒体は会社ごとに確認が必要です。

Q比較表に載っている会社の中でどこがおすすめですか?

予算規模や重視したい要素(料金の透明性、実績数、契約の柔軟さなど)によって変わるため一概には言えません。この記事では順位を付けず、各社の特徴・向いているケース・注意点を1社ずつ整理しています。

Q料金が非公開の会社が多いのはなぜですか?

業種・媒体数・タスク量によって工数が大きく変わるため、個別見積りにしている会社が多いためです。料金非公開の会社に問い合わせる際は、想定する広告費と業務範囲を先に伝えると、見積もりの精度が上がります。

Q契約前に確認すべき最低限のポイントは何ですか?

運用手数料の水準と最低手数料の金額、最低契約期間、対応媒体(Google単体かYahoo!等も含むか)、広告アカウントの名義の4点です。特に最低手数料は、広告費が小さいうちの実質負担率に直結するため必ず確認してください。

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