この記事でわかること
- 実在のMeta広告(Facebook・Instagram)代理店6社の比較表(LnXも同じ粒度で掲載)
- 6社それぞれの特徴・向いているケース・注意点(公式サイトのリンク付き)
- 手数料率型・段階制・定額型など、料金体系の違い
- クリエイティブ制作込みか、運用単体かの違い
- 契約前に確認すべきチェックリスト
Meta広告代理店を選ぶときの視点
Meta広告(Facebook・Instagram)は、詳細なターゲティングとビジュアル訴求が強みの媒体です。運用代行会社を選ぶときは、手数料の水準だけでなく、クリエイティブ制作まで含めて対応してもらえるかが成果を大きく左右します。Meta広告は配信面だけでなく、バナーや動画の質で反応が大きく変わる媒体だからです。
この記事では、Meta広告に強みを持つ会社を実際に6社比較し、公式ページで確認できた料金・特徴だけをまとめました。料金が非公開の会社については、無理に数値を当てはめず「非公開」と明記しています。
実在のMeta広告代理店6社比較
ここからは実名です。「Meta広告 代理店 おすすめ」で検索して見つかる会社のうち、実在・稼働中で特徴の異なる5社を選び、2026年9月26日時点で公式ページを開いて確認しました。掲載順は五十音順で、順位付けではありません。
| 会社名 | 手数料 | 初期費用 | 最低契約期間・最低広告費 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| アノマリーマーケティング株式会社 | 広告費の20%(最低10万円) | 10万円 | 3か月 | Meta広告専用の独立サービスページ。Google/Yahoo正規代理店、HubSpot Solutionsパートナー |
| 株式会社Shinker | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 210社以上の運用実績・継続率91%。LP制作・A/Bテスト・ヒートマップ分析まで含むクリエイティブ支援 |
| デジマール株式会社 | 広告費の20%(最低5万円) | 非公開 | 縛りなし(3か月以上推奨) | EC・B2C商材に強み。社内デザイナーによるバナー制作あり |
| 株式会社バリューエージェント | 段階制(月5万円〜、広告費に応じ加算) | 各媒体6万円 | 3か月・最低広告費月5万円〜 | 複数クリエイティブでのA/Bテストに標準対応(画像制作は別料金) |
| 株式会社Five | 非公開 | 0円 | 1か月〜・最低広告費月10万円〜 | LP・バナー制作、サイト制作・改善、分析改善まで一気通貫 |
| LnX合同会社 | 広告費の20%(50万円未満は10万円/税込) | なし(手数料に含む) | 6か月 | Meta含む複数媒体をまたいだ予算配分の設計に対応 |
※ 各社の情報は2026年9月26日に公式ページを確認したものです。料金・支援範囲は改定される可能性があるため、発注前に必ず各社にご確認ください。順位付けは行っておらず、掲載順は五十音順です。公式ページに料金の記載がなかった会社は「非公開」としており、推測では埋めていません。
表だけでは、各社がどんな会社に向いているのかまでは分かりません。ここからは1社ずつ、公式サイトで確認できた特徴・向いているケース・注意点を整理します。繰り返しになりますが順位ではありません。
アノマリーマーケティング株式会社
公式サイト:https://anomaly-marketing.co.jp/ / サービスページ:Meta広告運用代行|アノマリーマーケティング株式会社
名古屋本社・東京オフィスを持つ会社で、Meta広告(Facebook・Instagram)専用の独立したサービスページを公式に用意しています。手数料は広告費の20%で最低手数料10万円、初期費用10万円、最低契約期間3か月です。Google広告・Yahoo!広告の正規代理店であるほか、HubSpot Solutionsパートナーの認定も保有しています。
バナー・動画制作、LP制作・修正は別料金メニューとして体系化されており、運用と制作を分けて発注できる設計です。総支援実績数の具体的な開示は確認できませんでした。
向いているケース:Meta広告に特化したサービス設計を求めている。料金体系を事前に把握したうえで相談したい。
注意点:初期費用10万円・最低手数料10万円は、今回比較した中では標準〜やや高めの水準です。
株式会社Shinker
公式サイト:https://shinker.co.jp/ / サービスページ:Meta広告運用代行|株式会社Shinker
静岡を拠点とするWebマーケティング会社で、Instagram・Facebook双方に対応しています。「210社以上の広告運用を支援」「継続率91%」という具体的な実績数値を公式に明記している点が特徴です。クリエイティブ制作(LP制作、CTA設計、A/Bテスト、ヒートマップ分析まで含む)を強みとしています。
公式サイトには料金プランが画像で掲載されているのみで、本文テキストとしての手数料率・初期費用・最低契約期間・最低広告費の具体的数値は確認できませんでした。運用だけでなくLP改善まで一体で依頼したい場合の選択肢になります。
向いているケース:運用だけでなくLP制作やヒートマップ分析まで含めて一括で依頼したい。
注意点:料金体系の具体的な数値がテキストで公開されておらず、問い合わせて確認する必要があります。
デジマール株式会社
公式サイト:https://digimarl.com/ / サービスページ:Instagram/Facebook広告運用代行|デジマール株式会社
2016年設立、東京(品川)に加え福岡・沖縄にも拠点を持つ会社です。手数料は広告費の20%で最低手数料5万円、最低契約期間・最低広告費ともに縛りを設けていません(3か月以上の掲載を推奨)。「B2C、特にEC商材で効率が良いメディア」としてInstagram・Facebook広告を明確に位置付けており、社内デザイナーによるバナー制作も提供しています。Google・Yahoo・Amazonの正規代理店です。
具体的な実績社数の記載は確認できませんでしたが、クライアント事例が複数掲載されています。
向いているケース:EC・D2C商材で、契約期間の縛りなく始めたい。
注意点:具体的な支援実績社数の開示は限定的で、事例ベースでの確認が必要です。
株式会社バリューエージェント
公式サイト:https://valueagent.co.jp/ / サービスページ:Facebook・Instagram広告運用代行|株式会社バリューエージェント
2005年設立、大阪を拠点とする会社です。「広告費連動+段階制」という独自の料金体系を採用しており、月額広告費25万円以下では5万円、26〜30万円で6万円、以降5万円ごとに1万円が加算されます。初期費用は各媒体6万円、最低契約期間3か月、最低広告費は月5万円〜です。Google Partner認定、Yahoo!正規代理店の実績があります。
Facebook・Instagram両方を同等に扱い、複数クリエイティブでのA/Bテストに標準で対応しています(画像制作は別料金)。EC通販、家事代行、スポーツ店舗など具体的な成功事例を公式に掲載しています。
向いているケース:広告費の増減にあわせて手数料が段階的に変わる料金体系のほうが分かりやすい。
注意点:画像制作は別料金のため、クリエイティブ制作費を含めた総額での比較が必要です。
株式会社Five
公式サイト:https://five-inc.co.jp/ / サービスページ:Meta広告運用代行|株式会社Five
2022年設立、東京・文京区の会社です。初期費用0円、契約期間1か月〜、最低広告費は月10万円〜と、今回比較した中で最も参入障壁の低い設計です。手数料率(%または定額かの明記)は公式サイトで確認できませんでした。Instagram・Facebook単体の強調はなく「Meta広告全般」への対応を掲げ、LP・バナー制作、サイト制作・改善、分析改善まで一気通貫で対応するとしています。
掲載されている事例は1社のみで、実績数の開示は限定的でした。小規模・低予算でのスタートに強みがあると考えられます。
向いているケース:初期費用を抑え、契約期間の縛りなく小さく始めたい。
注意点:手数料率が公式サイトに明記されておらず、掲載事例数も限定的なため、問い合わせでの確認が必要です。
LnX合同会社
公式サイト:https://lnx.co.jp/ / サービスページ:Web広告運用代行
当社です。他社と同じ粒度で書きます。運用手数料は広告出稿金額の20%で、出稿金額が50万円に満たない場合は10万円(税込)を頂戴しています。広告費は別途、クリエイティブ制作は手数料に含まれず別途お見積りです。最低契約期間は6か月です。
Meta広告単体の依頼にも対応しますが、Google広告・LINE・TikTok・YouTubeなど他媒体との予算配分をまたいだ設計も一括で相談いただけます。
向いているケース:Meta広告単体だけでなく、他媒体との予算配分を含めて相談したい。
注意点:最低契約期間は6か月と、今回比較した会社の中では長めの設定です。Shinkerのような210社超の実績数や、Fiveのような初期費用0円・1か月からの身軽さでは及びません。他社の提案書や見積もりを並べた状態でのご相談も歓迎です。
重視する要素別の選び方
- 料金体系を事前に把握したい:アノマリーマーケティング、バリューエージェント、デジマール、LnXのように料金を明示している会社を検討する
- クリエイティブ制作まで一括で任せたい:Shinker、Fiveのように制作込みの支援を掲げる会社を検討する
- 実績数の多さを重視したい:Shinkerのように具体的な支援社数・継続率を公開している会社を検討する
- 小さく始めて様子を見たい:Fiveのように初期費用0円・短い契約期間から始められる会社を検討する
- EC・D2C商材で契約期間の縛りを避けたい:デジマールのような会社を検討する
代理店選びで陥りやすい失敗パターン
| パターン | 何が起きるか | 事前に防ぐ質問 |
|---|---|---|
| クリエイティブ制作費を見落とす | 運用手数料は安くても、バナー・動画制作が積み上がり総額が想定より高くなる | 「クリエイティブ制作は手数料に含まれますか、別料金ですか」 |
| 最低広告費と自社予算が合っていない | 契約後に想定より高い予算を求められる、または対応してもらえない | 「月◯万円の広告費でも対応可能ですか」 |
| 実績数の多さだけで判断する | 実績は豊富でも自社の商材との相性が良いとは限らない | 「自社と近い商材・規模での成功事例はありますか」 |
契約前チェックリスト
Meta広告代理店を選ぶ前のチェックリスト
【料金】
- 手数料の水準(率型か定額・段階制か)を確認した
- 初期費用の有無と金額を確認した
- クリエイティブ制作費が別料金かどうかを確認した
【範囲・実績】
- 最低広告費が自社の予算と合っているか確認した
- 自社と近い商材・規模での実績を確認した
- クリエイティブ制作(LP・バナー・動画)が範囲に含まれるか確認した
【契約】
- 最低契約期間と、途中解約時の扱いを確認した
- 広告アカウントを自社名義で保有・開示してもらえるか確認した
なお、契約書の条項そのものの解釈、とくに途中解約時の扱いやアカウントの帰属に関する個別の判断については、弁護士等の専門家にご確認ください。
LnXの見解
「Meta広告 代理店 おすすめ」で相談を受けるとき、まず伝えているのは「運用手数料だけでなく、クリエイティブ制作が範囲に入っているかを先に確認してほしい」ということです。Meta広告は配信面の設計以上に、バナーや動画の質と検証サイクルが成果を左右する媒体だからです。
今回5社を実際に比較して分かったのは、料金体系も、クリエイティブ対応の有無も会社によってまったく違うということです。バリューエージェントのような段階制、デジマールのような契約期間の縛りなし、Shinker・Fiveのような制作込みの支援など、それぞれ強みが異なります。どれが優れているという話ではなく、自社が重視する要素(料金の透明性か、制作込みか、実績数か)で選ぶべき相手が変わるというのが実態です。
LnXでは、Meta広告単体の依頼にも、他媒体との予算配分を含めた設計にも対応しています。運用手数料は広告出稿金額の20%(50万円未満は10万円/税込)、最低契約期間は6か月です。いまのMeta広告の成果が伸び悩んでいる場合、既存アカウントとクリエイティブを拝見したうえで、どこに改善余地があるかをお伝えすることもできます。ご相談は無料で、その場で契約はお願いしていません。
よくある質問
QMeta広告に強い代理店とWeb広告全般を扱う代理店、どちらを選ぶべきですか?
Meta広告(Facebook・Instagram)に予算の大半を投じる予定であれば、専門特化型のほうがクリエイティブ検証やターゲティングのノウハウが深い傾向があります。将来的にGoogle広告など他媒体にも広げる予定があるなら、複数媒体に対応できる会社を検討する価値もあります。
Q初期費用0円の会社は本当に安いのですか?
初期費用が0円でも、手数料率や最低広告費の設定によって総額は変わります。今回比較した株式会社Fiveは初期費用0円ですが最低広告費は月10万円〜です。初期費用の有無だけでなく、月々の実質負担額で比較することをおすすめします。
Q比較表に載っている会社の中でどこがおすすめですか?
予算規模や重視したい要素(料金の透明性、クリエイティブ制作込みか、実績数など)によって変わるため一概には言えません。この記事では順位を付けず、各社の特徴・向いているケース・注意点を1社ずつ整理しています。
QInstagram広告とFacebook広告は同じ代理店で対応してもらえますか?
今回比較した会社はいずれも、Meta広告としてFacebook・Instagram両方に対応しています。ただし会社によってどちらに強みを持つかは異なるため、自社が重視する媒体(Instagramのビジュアル訴求か、Facebookの詳細ターゲティングか)を伝えて相性を確認することをおすすめします。
Qクリエイティブ(バナー・動画)制作も一緒に頼めますか?
会社によります。今回比較した中では、Shinkerがクリエイティブ制作(LP制作・CTA設計・A/Bテストなど)を含めた支援を掲げており、Fiveもバナー・LP制作まで一気通貫で対応するとしています。運用単体に特化する会社もあるため、依頼前に制作面の対応可否を確認してください。
Q契約前に確認すべき最低限のポイントは何ですか?
運用手数料の水準(率型か定額か)、初期費用、最低契約期間、最低広告費の4点です。特にMeta広告は少額予算からでも配信できるため、自社の予算規模に対して最低広告費の設定が合っているかを確認してください。