この記事でわかること
- Googleが公式に推奨しているSEO業者への質問リスト
- Googleが警告している「避けるべき業者」の5つの特徴
- 提案書のどこを見れば成果が出るかどうか判断できるか
- 契約前に握っておくべき報告体制と作業範囲
まずGoogle公式の質問リストを使う
SEO会社選びで迷ったとき、最も信頼できる判断基準はGoogle自身が公開しています。Googleは検索セントラルで、SEO業者を選ぶ際に面接で確認すべき項目を挙げています。
Googleが挙げている確認事項
- 過去の作業サンプルと成功事例を見せてもらえるか
- Google検索の基本事項に準拠しているか
- 期待される結果、その時期、成果の測定方法を説明できるか
- 同業種での実績があるか
- 該当する国・地域での実績があるか
- 創業から何年経っているか
- 担当者とどのように連絡を取ればよいか
- サイトに加えたすべての変更と、アドバイスの理由を詳しく伝えてくれるか
最後の2項目が特に重要です。何をどう変更したかを説明しない会社は、契約終了後に何も残りません。作業の透明性は、成果と同じくらい優先して確認すべき条件です。
Googleが警告している「避けるべき業者」
同じくGoogleは、避けるべき業者の特徴も明示しています。提案を受けた時点で次のいずれかに当てはまるなら、その会社は候補から外して構いません。
| 特徴 | 具体的な言い回し |
|---|---|
| 順位保証 | 「変更を行うことで、検索結果の最初のページに必ず表示されるようになります」 |
| 虚偽の特別性 | 「Googleとの特別な関係がある」「優先登録ができる」 |
| 不透明性 | 作業内容を隠す、行動の目的を明確に説明しない |
| 非効果的な対策 | 「何千もの検索エンジンへのサイト登録申請」を売りにする |
| 不審な勧誘 | 事前承認のない迷惑メールでの営業 |
順位保証について:検索順位はGoogleのアルゴリズムが決定します。第三者が保証できるものではありません。「保証」を掲げる提案は、実現手段に問題があるか、保証の定義が極端に狭い(競合のいないキーワードで1位を取る等)かのどちらかです。
提案書のどこを見るか
Googleのリストは最低条件です。そのうえで、提案書から成果の見込みを判断するには次の3点を見ます。
1. キーワードの選定根拠
「検索ボリュームが多いから」だけで選ばれていないか。自社の商材で受注につながる語かどうかの説明があるかを見る。
2. 業種理解の深さ
提案書に自社の商流や購買プロセスへの言及があるか。テンプレートを流用した提案は、どの業種にも当てはまる一般論になる。
3. 時間軸の現実性
「3か月で成果」と書かれていたら要注意。コンテンツによる改善は3〜6か月、新規ドメインなら6か月〜1年以上が一般的な目安。
3つ目の時間軸は、誠実さを測る指標にもなります。短期で成果を約束する提案ほど、実際には受注を優先していると考えて差し支えありません。効果が出るまでの期間の目安は、施策の種類によって次のように整理されています(出典:SEO効果はいつ出る?施策タイプ別タイムライン|テクノグラム)。
| 施策タイプ | 効果が見え始める目安 |
|---|---|
| テクニカルSEO(技術面の修正) | 数日〜数週間 |
| コンテンツSEO | 3〜6か月 |
| 外部SEO(被リンク) | 6か月〜1年以上 |
契約範囲は「誰が手を動かすか」で握る
SEOの発注で最も多いトラブルは、改善案は出たが実装されないまま契約期間が終わることです。契約前に次を明文化してください。
契約書で確定させたい項目
- 診断・提案までか、記事やHTMLの修正まで含むか
- 修正を含む場合、月あたりの作業量の上限はどこか
- 記事制作は含まれるか。含まれる場合は月何本か、1本の定義は何か
- レポートの項目と頻度。事前にサンプルを見せてもらえるか
- 作業ログ(いつ何を変更したか)が残る形か
- 契約終了後、実装内容と分析データは自社に残るか
費用感の目安
判断材料として相場も押さえておきます。SEO総合コンサルティングは月10〜50万円、サイト設計に関わる施策は10〜100万円以上、内部SEO施策は1回50万円〜が目安です(出典:SEO対策の費用相場表【2026年】|ミエルカ)。記事制作を含む場合は、1本あたり5〜10万円が加算されると考えてください。
LnXの見解
SEO会社選びで最終的に効くのは、実績の派手さではなく「何を根拠に、何をやるかを説明できるか」です。Googleが挙げている確認事項の大半も、突き詰めれば説明責任を果たせる会社かどうかを見るための質問です。
もうひとつ、発注側が持っておくべき前提があります。キーワードの選定と、記事に入れる一次情報(自社の実績数値・現場の判断基準)だけは、外注先が代わりに持つことはできません。ここを丸ごと委ねた発注は、どの会社に頼んでも一般論の記事が積み上がって終わります。
LnXは、株式会社みずほ銀行でSEOを担当し独立後も多数のSEO支援実績を持つ専門人材が在籍しており、自社のオウンドメディアで約3か月に113記事を入稿してページ表示回数を約7倍、問い合わせを約15倍にした運用フローをそのまま提供しています。判断は経験者、作業はAIという分業の中身は事例ページで公開しています。
よくある質問
Q「1位を保証します」という提案は信用してよいですか?
信用しないでください。Googleは公式に、「変更を行うことで、検索結果の最初のページに必ず表示されるようになります」と主張する業者を避けるべき例として挙げています。検索順位はGoogleのアルゴリズムが決めるものであり、第三者が保証できる性質のものではありません。
Q「Googleとの特別な関係がある」と言われました。
これもGoogleが警告している典型例です。Googleは「Googleとの特別な関係」や「優先登録」を主張する業者に注意するよう明記しています。Googleに料金を払って検索順位を上げる仕組みは存在しません。
QSEO会社に何を聞けばよいですか?
Googleは面接時に確認すべき項目として、過去の作業サンプルと成功事例、Google検索の基本事項に準拠しているか、期待される結果と時期と成果測定方法、同業種での実績、担当者との連絡方法、サイトに加えたすべての変更を情報共有してくれるかどうかを挙げています。
Q費用が安い会社を選んでもよいですか?
金額だけでは判断できません。SEO総合コンサルティングの相場は月10〜50万円ですが、同じ金額でも診断のみか実装まで含むかで中身がまったく異なります。安さの理由が「作業効率化」なのか「工程の省略」なのかを確認してください。
Q成果が出なかったら契約を切れますか?
契約前に、何をもって成果とするか、いつ判断するかを明文化しておくことが重要です。SEOはコンテンツによる改善で3〜6か月、新規ドメインでは6か月〜1年以上かかるとされるため、3か月で判断する契約はそもそも設計として無理があります。