この記事でわかること

  • AIO・LLMO対策会社おすすめ7社の比較表(支援範囲・費用・実績・計測方法)
  • 7社それぞれの特徴・向いているケース・注意点(公式サイトのリンク付き)
  • 各社が公式ページで公開している料金と、公開していない会社の見方
  • 「実装まで含むか」で支援範囲が大きく分かれること
  • 計測方法の違い——独自ツール型と公式レポート型
  • 発注前に確認すべき7項目と、具体的な聞き方
  • 成果保証をうたう業者をどう見るか/外注せずに自社でできる範囲

SEO会社とAIO会社は何が違うか

結論から言うと、目指す状態が違うだけで、土台となる作業は大きく重なります。従来のSEOは検索結果で上位に表示されることを目指し、AIO・LLMOはChatGPTやGoogleのAI Overviewsといった生成AIの回答内で引用・参照されることを目指します。

ただし、AIが参照する情報源の多くは検索結果の上位にあるコンテンツです。そのためSEOの基礎ができていないサイトが、AIO施策だけで引用されるようになることは基本的にありません。この点は押さえておく必要があります。

そのうえで、AIO特有の施策として次のようなものが加わります。

  • 構造化データの実装:Article・FAQPage・BreadcrumbListなどで、AIが解釈しやすい形にする(AIに正しく読ませる構造化データの実装)
  • 問いと答えが対応する構成:見出しを疑問形にし、直下に結論を置く書き方
  • エンティティの明確化:会社・著者・サービスが何者かを機械可読な形で示す
  • 引用されやすい一次情報:他所にない数値・事例・手順

「AIO対応」の中身は会社ごとに違う

現在、多くのSEO会社・コンテンツ制作会社が「AIO対応」を打ち出しています。ただしその中身には大きな幅があります。実務上、次の3つのレベルに分かれます。

レベル実際にやること見分け方
記事の書き方だけ変える見出しを疑問形にし、結論を先に書く技術的な実装の話が出てこない
構造化データまで実装上記+Schema.orgの実装、内部リンク設計実装事例やコードの話ができる
計測まで含めて設計上記+引用状況の計測とKPI設計何をどう測るかを説明できる

どのレベルが必要かは自社の状況によります。すでにコンテンツが充実しているなら実装と計測が中心になりますし、記事がまだ少なければ書き方から入ることになります。提案がどのレベルの話をしているかを見極めてください。

AIO・LLMO対策会社おすすめ7社の比較表

ここからは、実際にAIO・LLMO支援を公開しているサービスを並べます。掲載しているのは、2026年9月21日時点(株式会社W-ENDLESSは2026年10月22日時点)で各社の公式ページを実際に開いて確認できた内容だけです。公開されていない項目は「公開なし」と書いており、推測では埋めていません。順位は付けていません。掲載順は当社を先頭に置いていますが、2番目以降の並びも順位を示すものではありません。まず表で全体を把握し、気になった会社は次の章の個別解説を読んでください。

比較の前に。料金を公開していない会社が多いのは、対象サイトの規模・対象ページ数・対象とする生成AIの数で工数が大きく変わるためです。公開していないこと自体は減点材料ではありません。重要なのは、同じ条件を伝えたときに内訳を出してもらえるかどうかです。

会社(公式ページ) 支援範囲 費用 実績(公開値) 計測方法
LnX合同会社
(SEO・AIO対策/オウンドメディア運用代行)
SEO/AIO診断、キーワード設計、記事の制作と入稿、内部リンク、構造化データ実装、月次レポートまで一気通貫。実装まで自社で行う 初期費用30万円+月額15万円(月8本)/25万円(月16本)/40万円(月30本)。いずれも税別、最低契約期間は原則6か月 自社メディアで約113記事/ページ表示回数約7倍/問い合わせ約15倍/生成AIインプレッション約7倍 Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートを起点に、指名検索・問い合わせ経路・AIOスコアを併用
ナイル株式会社 引用状況調査、SEO・LLMOの内部技術調査、戦略立案、キーワード戦略、KPI設定、施策の実装支援、改善提案・効果検証、定期レポート/定例報告会 SEOコンサルとセットで月60万円〜。SEOを自社で行っている場合はLLMO単体で月30万円〜 創業以来17年超のSEO研究、累計2,000社以上の支援実績 AI Overviews・ChatGPTにおける自社/競合の引用件数、生成AI経由の流入・CVをレポーティング
株式会社W-ENDLESS 現状分析・競合分析、LLMO戦略設計(優先テーマ・KPI・ロードマップ)、コンテンツ最適化・技術改善・外部露出/被引用施策・エンティティ整備、数値モニタリング、定例MTG。運用代行プランでは合意した施策を実装まで代行(コンサルティングプランでは実装は発注側) LLMO診断プラン 15万円(単発)/トライアルプラン 30万円(3か月一括)/LLMOコンサルティングプラン 月30万円/運用代行プラン 月50万円〜。いずれも税別 50サイト以上のメディア運営実績。多種多様なジャンルでGoogle検索のBIGキーワード1位を獲得。地域密着型ハウスメーカーで「地域名×ハウスメーカー」などの質問におけるAIの推薦割合が0%→50% 対象プロンプトを毎日観測(ChatGPT・Gemini・Perplexity・GoogleのAI機能などから優先順位を設計)。言及・引用・推奨の状況と引用元に加え、指名検索・AI経由の流入・CVまで確認
株式会社LANY 対策プロンプトの調査・策定、選定ロジックの分析、課題・施策リスト、ロードマップ、体制構築、ダッシュボード作成、要件定義・実行ディレクション。制作やサイト改修の実装はコンサル範囲外(別途、実行支援サービス) 公開なし(資料ダウンロード/個別見積もり) 300社以上の支援実績。書籍『強いLLMO』出版、LLMO白書の発行 同一プロンプトで再調査し推奨率・言及率・引用元の変化を検証。LLM経由の流入・CV数を月次でモニタリング
株式会社ipe
(AKARUMI)
AIO/LLMO分析ツールの提供が主軸。別途LLMOコンサルティング(現状分析・戦略設計・実行支援/ディレクション・モニタリング・月次定例会) ツールは3プラン制だが金額は公開なし(料金表はダウンロード)。無料トライアルあり 公式の料金ページに支援社数の記載なし 計測頻度は全プラン毎日。対象AIはChatGPT・Geminiから、上位プランでPerplexity・Copilot・AI Mode・AIO・Claudeまで。競合登録は5〜20社
株式会社CINC サイト基盤の構築、自社メディア対策、外部メディア対策。コンテンツはキーワード戦略から執筆・リライトまで対応。実装・コーディングは請けず、ディレクションで対応 都度見積もり。最低契約期間は設定なし。無料診断のほか、単発契約できる有料診断あり 2014年以降10年以上、1,600社を超えるSEO・Webマーケティング支援 独自開発ツールでChatGPT・Perplexity・Gemini・Google AI Overviewsの回答データを取得。月次レポートと効果検証レポート
バクリ株式会社 SEO+AIO+LLMの基本対策から、外部メディア対策・比較メディア構築まで。内製化支援まで含む設計 トライアル 月30万円(初期なし・最低1ヶ月)/Light 月30万円+初期30万円(3ヶ月〜)/Basic 月50万円+初期30万円/Premium 月75万円+初期30万円(6ヶ月〜) 公開ページに支援社数の記載なし。代表による書籍出版あり 独自のAI引用可視化ツール。無料AIOアセスメントでChatGPT・Gemini・Perplexityの引用状況を可視化

※ 各社の情報は2026年9月21日(株式会社W-ENDLESSは2026年10月22日)に公式ページを確認したものです。料金・支援範囲は改定される可能性があるため、発注前に必ず各社にご確認ください。順位付けは行っておらず、掲載順は当社を先頭に置いていますが、2番目以降の並びも順位を示すものではありません。

当社の具体的な条件も、他社と同じ粒度で載せておきます。初期費用30万円(税別)には、SEO/AIO診断・キーワード設計・記事テンプレートと入稿フローの実装・構造化データやsitemap自動更新の実装・数値台帳の構築が含まれます。月額は記事入稿の本数に応じて、ライト(月8本/15万円)、スタンダード(月16本/25万円)、フル(月30本/40万円)の3プラン。最低契約期間は原則6か月で、数値が動き始めるのは3〜4か月目が目安のためこの期間を設定しています。サイトURLをいただければ無料のAIO診断をお送りしています。他社の提案書や見積もりを並べた状態でのご相談も歓迎です。

噛み合わない領域も正直に書きます。支援社数では上記各社に遠く及びませんし、数百ページを超える大規模データベース型サイトの全面改修、多言語サイトの言語間整合、外部メディアや比較メディアを使った露出獲得までを含む全面支援は、専任の研究開発組織や制作体制を持つ会社のほうが噛み合います。当社が得意なのは、数十〜数百ページ規模のコーポレートサイト・オウンドメディアを、診断から記事の量産・実装・計測まで止めずに回すところです。

SEO・AIO対策/オウンドメディア運用代行

記事の設計から構造化データの実装・効果測定まで、続く運用ごとお任せいただけます
SEO・AIO対策の詳細を見る

7社それぞれの特徴を個別に見る

表だけでは、各社が何を強みにしていて、どこから先は別の会社が必要になるのかまでは分かりません。ここからは1社ずつ、公式サイトで確認できた特徴・向いているケース・注意点を整理します。繰り返しになりますが順位ではありません。

LnX合同会社

LnX合同会社の公式サイトのトップページ
出典:LnX合同会社 公式サイト(2026年10月19日時点のトップページ)

公式サイト:https://lnx.co.jp/ / サービスページ:SEO・AIO対策/オウンドメディア運用代行

当社です。他社と同じ粒度で書きます。いちばんの違いは、診断・設計から記事の制作と入稿、内部リンクや構造化データの実装、月次の数値確認までを実装ごと自社で担当している点です。上で見たとおり、この領域は「戦略と分析は請けるが実装は範囲外」という会社が少なくありません。記事を作る会社と実装する会社が分かれると、内部リンクの設計や構造化データの整合が誰の担当でもなくなり、月次の判断も遅くなります。

料金は初期費用30万円(税別)に、SEO/AIO診断・キーワード設計・記事テンプレートと入稿フローの実装・構造化データやsitemap自動更新の実装・数値台帳の構築が含まれます。月額は記事入稿の本数に応じて、ライト(月8本/15万円)、スタンダード(月16本/25万円)、フル(月30本/40万円)の3プラン。最低契約期間は原則6か月で、これは数値が動き始めるのが3〜4か月目を目安とするためです。計測はSearch Consoleの生成AIパフォーマンスレポートを起点に、指名検索・問い合わせ経路・AIOスコアを併用しています。

向いているケース:数十〜数百ページ規模のコーポレートサイト・オウンドメディアで、診断から記事の量産・実装・計測までを1社に任せたい。
注意点:支援社数では他の各社に遠く及びません。数百ページを超える大規模データベース型サイトの全面改修、多言語サイトの言語間整合、外部メディアや比較メディアを使った露出獲得までを含む全面支援は、専任の研究開発組織や制作体制を持つ会社のほうが噛み合います。他社の提案書や見積もりを並べた状態でのご相談も歓迎です。

ナイル株式会社

ナイル株式会社の公式サイトのトップページ
出典:ナイル株式会社 公式サイト(2026年10月19日時点のトップページ)

公式サイト:https://nyle.co.jp/ / サービスページ:LLMOコンサルティング|ナイルのSEO相談室

SEOの老舗が、そのままLLMOに踏み込んでいる形です。今回調べた中で、料金を「月◯万円〜」の形で明示している数少ない会社のひとつでした。LLMOはSEOとの親和性が高いという考え方から、SEOコンサルとセットでの提供を基本にしており月60万円〜。すでに自社でSEOに取り組んでいる場合は、LLMO単体で月30万円〜の提供もあります。

支援範囲には引用状況調査・内部技術調査・戦略立案・キーワード戦略・KPI設定に加えて「施策の実装支援」が入っています。計測は、AI Overviews・ChatGPTにおける自社/競合の引用件数に加え、生成AI経由の流入やCVまでレポーティングするとしています。実績は創業以来17年超のSEO研究、累計2,000社以上の支援。

向いているケース:SEOとLLMOをまとめて1社に任せたい。相談前に料金の目安を把握しておきたい。
注意点:LLMO単体プランの含まれるサービスは「LLM言及・引用調査/LLMO戦略立案/改善提案・効果検証/定期レポート・定例報告会」で、記事制作は含まれていません。

株式会社W-ENDLESS

株式会社W-ENDLESSの公式サイトのトップページ
出典:株式会社W-ENDLESS 公式サイト(2026年10月22日時点のトップページ)

公式サイト:https://www.w-endless.co.jp/ / サービスページ:LLMOコンサルティング(AIO/GEO/AEO・AI検索対策)|株式会社W-ENDLESS

大阪市西区新町に本社、東京・恵比寿に支社を置くデジタルマーケティング会社です。美容医療・金融といったSEOの難易度が高い領域で比較メディアを8年以上運営し、多種多様なジャンルでGoogle検索のBIGキーワード1位を獲得してきたのが土台で、メディア運営の実績は50サイト以上にのぼります。LLMOコンサルティングでも、AIに引用されることをゴールにせず、売上直結型マーケティング(DRM)の考え方で、指名検索・流入・問い合わせ・売上までを見据えて施策を設計するとしています。SEOディレクター・ライター・広告運用・デザイナー・エンジニアが社内で連携し、分析から制作・実装・検証までを一気通貫で進める体制です。

プランは4つで、まず現在地を知るLLMO診断プラン(15万円・単発)、10〜20プロンプトを対象に3か月で効果を検証するトライアルプラン(30万円・3か月一括)、自社で実行体制を持つ企業向けのLLMOコンサルティングプラン(月30万円)、実装まで任せたい企業向けの運用代行プラン(月50万円〜)があります(いずれも税別)。外部露出/被引用施策として掲載候補の選定や掲載交渉まで範囲に入っているのも特徴です。2026年10月には地域密着型の企業向けに「地域特化型LLMOコンサルティング」もリリースしており、大阪府の地域密着型ハウスメーカーでは「地域名×ハウスメーカー」などの質問でAIが同社を推薦する割合が0%から50%に向上した事例を公開しています。

向いているケース:トライアルプランで、まず3か月だけ効果を試したい。戦略立案から実装まで1社に任せたい。AI検索経由の問い合わせ・売上まで追いたい、または地域名での推薦を狙う地域密着型のビジネス。
注意点:LLMOコンサルティングプランでは、施策の実装・記事制作・サイト改修は発注側で行う前提です。実装まで任せる場合は運用代行プランになるため、依頼前に任せたい業務の範囲を整理しておくとスムーズです。

株式会社LANY

株式会社LANYの公式サイトのトップページ
出典:株式会社LANY 公式サイト(2026年10月19日時点のトップページ)

公式サイト:https://www.lany.co.jp/ / サービスページ:LLMOコンサルティング(GEO/AIO/AEO/AI検索対策)|株式会社LANY

フェーズ設計が明快な会社です。約1ヶ月の戦略設計フェーズでAI上の現在地と勝ち筋を出し、2ヶ月目以降に優先施策の実装・効果検証に進むという組み立てで、初月にやること(対策プロンプトの調査・策定、LLMのブランド選定ロジックの分析、課題と対策案の洗い出し、ロードマップ作成、体制構築、モニタリングダッシュボードの作成、計3回のMTG)まで公開されています。診断はレポート提出まで3〜4週間が目安です。

ここで押さえておきたいのが支援範囲の線引きです。施策の要件定義・ディレクション・効果検証はコンサルティング範囲に含まれる一方、コンテンツ制作やサイト改修といった実装は範囲外と明記されています。実装は発注側か制作会社が担当するか、LANYの実行支援サービスを別途使う形です。クライアント・制作会社・LANYの3社体制での支援実績もあるとしています。実績は300社以上で、書籍『強いLLMO』の出版やLLMO白書の発行も行っています。対応AIはChatGPT・Geminiを中心とするケースが多いとのことです。

向いているケース:実装できる体制が社内か制作会社側にあり、方針と分析の質を上げたい。すでに別会社にSEOを依頼しており、並行して進めたい。
注意点:料金は公開されていません(資料ダウンロードまたは個別見積もり)。実装まで丸ごと任せたい場合は、どこからが別料金かを最初に確認してください。

株式会社ipe(AKARUMI)

株式会社ipe(AKARUMI)の公式サイトのトップページ
出典:株式会社ipe(AKARUMI) 公式サイト(2026年10月19日時点のトップページ)

公式サイト:https://ipeinc.jp/ / ツールの料金ページ:料金|AKARUMI(アカルミ)

コンサルティングというより、可視化ツールが主軸の会社です。AIO/LLMO分析ツール「AKARUMI」をライト/スタンダード/エンタープライズの3プランで提供しています。プランによって変わるのは、プロンプトの登録回数(50/100/200回)、計測対象モデル数(2/3/4)、競合登録数(5/10/20社)、AIOインテリジェンスの対象キーワード数(100/200/300KW)など。計測頻度は全プラン毎日です。

対応する生成AIはライトがChatGPT・Gemini、スタンダードでPerplexity・Copilot・AI Mode・AIOが加わり、エンタープライズでClaudeまで。複数AIを横断して継続的に見たい場合は、今回の中では対応範囲が広い部類です。AIクローラーの解析はエンタープライズのみ。無料トライアルが用意されています。ツールとは別に、現状分析・LLMO/GEO戦略設計・実行支援/ディレクション・モニタリング・月次定例会を含むLLMOコンサルティングも提供しています。

向いているケース:社内に実行体制があり、可視化と競合比較だけ欲しい。複数の生成AIを横断して毎日追いたい。
注意点:料金ページに金額の記載はなく、料金表はダウンロード形式です。また公式の料金ページに支援社数の記載はありませんでした。ツール費とは別に、施策を実行する工数が社内に必要です。

株式会社CINC

株式会社CINCの公式サイトのトップページ
出典:株式会社CINC 公式サイト(2026年10月19日時点のトップページ)

公式サイト:https://www.cinc-j.co.jp/ / サービスページ:AI検索最適化(GEO/LLMO/AIO/AEO)コンサルティングサービス|株式会社CINC

ツールを自社開発している点が特徴です。SEOツール「Keywordmap」とGEO/LLMOモニタリングツール「AIsearchmap」を持ち、独自ツールでChatGPT・Perplexity・Gemini・Google AI Overviewsの回答データとURLの参照状況を取得して分析に使っています。施策はサイト基盤の構築/自社メディア対策/外部メディア対策の3本立てで、比較系メディアなど外部での言及獲得まで範囲に入っているのは今回の7社の中では目立つ点です。

費用は都度見積もりで、最低契約期間は設定していないと明記されています。無料診断のほか、より詳細な有料診断を単発で契約することもできます。成果が出るまでは平均3〜6か月とのこと。実績は2014年以降10年以上、1,600社を超える支援。内製化を見据えた支援メニュー(Keywordmapの提供、SEO勉強会、常駐型コンサルティング)もあります。

向いているケース:まず現在地だけ知りたい(無料診断・単発の有料診断がある)。外部メディアでの言及獲得まで含めたい。将来的に内製化したい。
注意点:施策の実装やコーディングは請けておらず、別途制作会社の選定か社内エンジニアのアサインが必要です(ディレクションでの支援と提携先の紹介は可能)。コンテンツ制作はキーワード戦略の立案から執筆・リライトまで対応しています。

バクリ株式会社

バクリ株式会社の公式サイトのトップページ
出典:バクリ株式会社 公式サイト(2026年10月19日時点のトップページ)

公式サイト:https://www.bakuri.co.jp/ / 参照ページ:【2026年最新】LLMO対策の費用相場は?料金体系3パターンと失敗しない選び方を徹底解説|バクリ株式会社

今回の7社で、プラン別の金額を最も細かく公開していた会社のひとつです。AIOトライアルが月30万円(初期費用なし・最低契約1ヶ月)、AIO Lightが月30万円+初期30万円(3ヶ月〜)、AIO Basicが月50万円+初期30万円(3ヶ月〜)、AIO Premiumが月75万円+初期30万円(6ヶ月〜)という4段階です。

プランが上がるごとに増えるのは単価ではなく対象範囲で、Basic以上で外部メディア対策、Premiumで比較メディア構築まで踏み込む設計になっています。初期費用なしで1ヶ月から試せるトライアルプランがあるのは、いきなり半年契約を求められがちなこの領域では珍しい部類です。無料のAIOアセスメントでは、ChatGPT・Gemini・Perplexityにおける引用状況と改善ポイントを可視化するとしています。マーケティングの内製化支援を本業としており、社内が自走できる状態づくりまでを範囲に含めています。

向いているケース:初期費用なしで1ヶ月だけ試したい。最終的には内製化したい。外部メディア対策や比較メディア構築まで視野に入れている。
注意点:公開ページに支援社数の記載はありませんでした(代表による書籍出版あり)。トライアル以外は初期費用30万円が別途かかります。

SEO・AIO対策/オウンドメディア運用代行

比較検討の段階でも、サイトURLだけで無料のAIO診断をお送りします
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計測方法の違いがいちばん差に出る

上の表で各社の差がもっともはっきり出るのは、費用ではなく計測方法です。ここが決まっていないと、半年後に「良くなった気はするが説明できない」という状態になります。

各社のアプローチは、大きく2つに分かれます。ひとつは独自ツールで生成AIの回答データを継続取得する型で、CINC・ipe・バクリがこれにあたります。もうひとつは同一プロンプトを定点で再調査し、推奨率や引用元の変化を人が検証する型で、LANYがこの形です。W-ENDLESSは対象プロンプトを毎日観測したうえで、指名検索・AI経由の流入・問い合わせまで追う形をとっています。ナイルは引用件数のレポーティングに加えて生成AI経由の流入・CVまで見ています。

そのうえで押さえておきたいのが、Google検索とDiscoverの生成AI機能については、Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートという公式の確認手段があることです。Googleは同時に、順位の成功を約束したり「内部」指標を使うと主張する第三者ツールには警戒すべきで、内部のランキングシステムやAIシステムにアクセスできる第三者ツールは存在しないとも述べています(出典:Optimizing your website for generative AI features on Google Search|Google 検索セントラル)。

提案を受けたら、この順で聞いてください。①Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートを見るか ②ChatGPTなど他サービスの引用をどう記録するか ③指名検索と問い合わせ経路まで追うか ④生成AI側の仕様が変わったときの再評価は契約内か。独自ツールの有無より、この4つが埋まるかで判断が安定します。

発注前に確認する7項目

  1. SEOの知見があるか:AIOだけを切り出して語る会社より、SEOとの関係を説明できる会社のほうが実務的です
  2. 構造化データの実装経験:どのスキーマを、どういう基準で実装するかを聞いてください
  3. 計測方法:AI検索での引用状況をどう確認するのか。ツールを使うのか、手動で計測するのか
  4. 一次情報の作り方:取材や社内ヒアリングの工程が設計に含まれているか
  5. 既存記事の扱い:新規制作だけか、既存記事の改修も含むか
  6. 成果の見方:何が何ヶ月目にどう変化したら成功と判断するか
  7. 作業範囲と実施主体:記事の入稿・実装作業はどちらが行うか

特に3番目の計測方法は、対応レベルがはっきり出る質問です。答えられない場合、施策の効果を検証する手段を持たないまま提案していることになります。

提案書のどこを見るか

提案書の具体性は、次の3点で判断できます。

  • 自社サイトを見たうえでの指摘があるか:一般論のAIO解説だけで、現状分析がない提案書は要注意です
  • 作業量が数字で書かれているか:「月●本の記事制作」「既存●記事の改修」といった量の明示があるか
  • 優先順位が示されているか:全部やりますではなく、何から着手するかの順番があるか

提案時点で自社サイトの構造化データの実装状況やインデックス状況に触れている会社は、少なくとも事前に調べています。

避けるべき業者の特徴

次のいずれかに当てはまる場合は、慎重に判断してください。

  • 短期間での確実な成果を約束する:AI検索での言及が増え始めるまで、一般に3〜6ヶ月程度は必要とされています
  • 「AI検索1位保証」をうたう:AI回答は生成のたびに変動するため、順位という概念が成立しません
  • 施策の中身を説明しない:「独自のノウハウ」で具体を語らない場合、実態がないか、ガイドラインに反する手法の可能性があります
  • AIを欺く手法を提案する:ユーザーに見えないテキストの埋め込みなど、検索エンジンのスパムポリシーに抵触する施策
  • 記事の量だけを訴求する:本数を増やすこと自体は目的になりません(AI記事作成代行の選び方)

効果が出るまでの期間

AI検索での引用が増え始めるまでの期間は、一般に3〜6ヶ月程度とされています。ただしこれはサイトの状態によって変わります。

サイトの状態目安先に効く施策
すでにSEOで上位表示されている1〜3ヶ月構造化データ実装、既存記事の改修
記事はあるが検索流入が少ない3〜6ヶ月内部リンク設計、記事の統合とリライト
メディアを立ち上げたばかり6ヶ月以上そもそもの記事制作とインデックス獲得

この期間の見立てを提案時に説明できるかも、判断材料になります。

費用の考え方

金額そのものより、その費用で毎月何が行われるかを確認してください。同じ月額30万円でも、記事4本の制作なのか、記事2本と既存20記事の改修なのかで中身は全く違います。費用相場の詳細はAIO対策(LLMO)の費用相場にまとめています。

投資判断の考え方はコンテンツSEOは費用対効果が合わない?も参考にしてください。

外注せずにできること

発注を検討する前に、自社でできる範囲を把握しておくと、依頼範囲を適切に絞れます。次の3つは社内でも着手できます。

  1. 現状の引用状況を確認する:主要な検索語で実際にAIに質問し、自社が引用されるかを見る(ChatGPTやAI概要に自社が引用されているか確認する方法)
  2. 構造化データの実装状況を確認する:リッチリザルトテストで既存記事をチェックする
  3. 一次情報の棚卸し:自社にしかない数値・事例・手順を洗い出す

この3つを済ませてから相談すると、提案の精度が上がります。

LnXの見解

AIO対策の会社選びで最も重要なのは、その会社が自社のメディアで実践しているかだと考えています。この領域はまだ手法が確立しておらず、社内で検証していない会社は一般論の提案にならざるを得ないためです。

LnXでは自社のオウンドメディアで、記事構成の設計から作成・入稿、SEOレポートまでをAIの定常タスクとして実装し、約3ヶ月で113記事を入稿しました。その結果、ページ表示回数は約7倍、問い合わせは約15倍、生成AIからのインプレッションは約7倍、AIOスコアは91点という状態まで到達しています。

LnX自社オウンドメディアの記事一覧画面と、113記事・ページ表示回数約7倍・問い合わせ約15倍を示す数値パネルおよび表示回数の推移グラフ
約3ヶ月で113記事を入稿/ページ表示回数 約7倍/問い合わせ 約15倍。(LnX自社オウンドメディア「Web集客の実務ノウハウ」・2026年6月〜)記事構成の設計から本文生成・HTML入稿・内部リンク・sitemap.xml/llms.txtの更新までをAIの日次タスクとして定義し、キーワード選定と記事の狙い・一次情報の判断は人が担当しています。出典:LnX合同会社 支援実績(事例詳細はこちら)

この過程で分かったのは、AIO対策として特別なことをするより、SEOとAIOを同時に満たす設計を最初から入れておくほうが結果的に早いということです。構造化データも内部リンクも一次情報も、どちらか一方のためだけの施策ではありません。ご相談いただく際は、この検証で得た手順をそのままお渡ししています。

よくある質問

Q いま依頼しているSEO会社にAIO対策も頼めますか?

対応できるかは会社によります。判断材料としては、構造化データの実装経験があるか、AI検索での引用状況を計測する手段を持っているか、この2点を聞いてみてください。SEOの土台はAIOでも引き続き必要なため、既存の会社が対応できるならそのほうが施策の一貫性は保てます。できないと回答された場合に、初めて別会社を検討する順番が現実的です。

Q AIO対策だけを単独で依頼することはできますか?

可能ですが、推奨はしません。AI検索が参照する情報の多くは検索結果の上位にあるコンテンツであり、SEOの土台がない状態でAIO施策だけを行っても効果が限定的になります。既存メディアがすでに一定の評価を得ている場合は、AIO特化の改修だけを切り出す意味がありますが、そうでなければ両方を同じ設計思想で進めるほうが効率的です。

Q 「AI検索で1位を保証」という提案をどう判断すべきですか?

AI検索の回答は同じ質問でも生成のたびに変動し、順位という概念自体が従来の検索と異なります。保証できる性質のものではないため、この種の提案は根拠を確認してください。何をもって1位とするのか、どのプロンプトで、どの頻度で計測するのかを聞けば、実態のある指標かどうかが判別できます。

Q 費用相場はどのくらいを見ておけばよいですか?

支援範囲によって大きく変わります。構造化データの実装や既存記事の改修といったスポット対応であれば数十万円規模、記事制作を含む継続支援では月額15万円から50万円程度が一つの目安です。詳しくはAIO対策(LLMO)の費用相場の記事にまとめています。金額より、その費用で毎月何本・何時間の作業が発生するのかを確認してください。

Q 社内に担当者がいなくても依頼できますか?

依頼自体は可能です。ただし、自社の商品・サービスに関する一次情報を提供できる方は最低1名必要です。AI検索に引用されるコンテンツは、他所にない情報を含んでいるかが分かれ目になるため、外部だけで完結させると一般論の記事になりがちです。月に数時間、取材に応じられる方を確保できるかを目安にしてください。

Q 契約期間はどのくらいが妥当でしょうか。

効果の判断には最低でも3〜6ヶ月が必要なため、その程度の期間を前提とした契約は合理的です。確認すべきは期間の長さより、その間に何を報告してもらえるかです。月次でどの指標を追い、何ヶ月目に何を評価するのかが決まっていない契約は、期間が短くても長くても判断ができません。

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